ニューメキシコ州サンタフェ出身の旅するSSW、ザック・コンドン率いる旅楽団Beirut(ベイルート)が4年ぶりとなる待望の4thアルバム『No No No』をリリースすることが発表されると同時に、そのタイトルトラックも公開されました!
1stアルバムでは東欧/バルカン、2ndアルバムではフランス、そして09年にリリースされた2枚組EPでは自信の故郷であるメキシコの景色をぞれぞれ描き出してきた彼ですが、この新曲を聴く限りでは新作となる『No No No』は11年リリースの3rdアルバム『Rip Tide』と同じく、特定の国や地域に根ざしたサウンドではなさそうです。
プレス資料によると本作は、長いワールド・ツアーの最中であった13年の12月に体調を壊して以降、身心共にどん底に落ちていたというザックが、ある女性との出会いを経て回復へと向かい、14年の秋頃からNYのスタジオで2週間かけてレコーディングされたとのこと。
具体的な影響源となった景色はなくとも、土着的なグルーヴに溢れたリズム隊やブラス隊が煽る高揚感と祝祭感に溢れるこの楽曲は、紛れもなくBeirut節とでも呼べるモノ。
より自身のボーカルに重きを置いた、ポップな一曲にもなっております。
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Beirut『No No No』
海外発売日:2015/9/11
4AD/ Hostess
※日本盤詳細は後日発表
<トラックリスト>
1. Gibraltar
2. No No No
3. At Once
4. August Holland
5. As Needed
6. Perth
7. Pacheco
8. Fener
9. So Allowed
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