インディ・ロック・シーンの新たなるフィメール・アイコン、Ava Trillingを擁するニュージャージー出身の5人組バンド・Forth Wanderersが、〈Sub Pop〉と契約後初となるアルバム『Forth Wanderers』を4月27日(金)にリリース! そんな本作から、リード曲「Not For Me」が公開されました。
ノイジーで荒削りながらどこか力の抜けたサウンド、そして哀愁漂うメロディ・ラインはまさにBuilt To SpillやPavementの系譜に連なるもの。それに加え、ほどよい気だるさと凛としたクールな佇まいを持ち合わせた女性ボーカルという点も見逃せません。Haim三姉妹よりもガール・ネクスト・ドアな(親しみやすい)雰囲気、Alicia Bognanno(Bully)ほどパンキッシュではない、等身大のロック・アイコンとしても今後大きな注目を集めそう。
アルバムはフィラデルフィアにあるホーム・スタジオで録音され、エンジニアは友人が担当。ちなみにこのMVのアニメーションはギターのBenが手がけたそうで、90年代のUSインディ・バンドの多くが持っていたDIY精神を色濃く反映させた内容になっているようです。
それにしてもこのForth Wanderersといい、3月にアルバムがリリースされるMoaningといい、最近〈Sub Pop〉がまたアツい感じのレーベルになってきてますね。
Forth Wanderers:
Ben Guterl – guitar
Ava Trilling – vocals
Duke Greene – guitar
Noah Schifrin – bass
Zach Lorelli – drums
【リリース情報】
Forth Wanderers 『Forth Wanderers』
Release Date:2018.04.27 (Fri.)
Label:Sub Pop
Tracklist:
1. Nevermine
2. Company
3. Ages Ago
4. Taste
5. Not for Me
6. Be My Baby
7. New Face
8. Saunter
9. Tired Games
10. Temporary
(Text by deidaku)