『cultra』が音楽アクションプランサービスを本格展開した。
■インディーアーティストに、1万円でアクションプランを作ります。(note)
『cultra』は、名古屋を中心にイベント企画、アーティストのツアー制作を行なっている株式会社クロンが手がけるイベントシリーズ。本サービスでは、アーティストの活動状況(ディスコグラフィ・DSPデータ・SNSフォロワー・ライブ実績・収益構造・ファン層)を多角的に分析し、フェーズ別の具体的行動計画・ブランディング提案・数値目標を含む成長ロードマップとして提供する。
主な支援領域は以下の通り。
・ストリーミングサービス エディトリアルピッチング戦略(タイミング・ピッチ文構成)
・TikTok / X(ex. Twitter)SNSコンテンツ戦略
・アジア市場(台湾・中国ほか)への海外展開提案
・ライブ → ストリーミング→ツアーのパイプライン設計
・メディア・レーベル・事務所へのアウトリーチ戦略
・アーティストブランドラベリング(命名・世界観設計)
代表・畠山氏は、名古屋を拠点に独立系アーティストの支援に取り組む中で、「戦略が見えない」「どこから動けばいいか分からない」というアーティストの声を多く受けてきたという。同世代のクリエイターやアーティストと近い目線で向き合いながら、延べ20組以上へのモニタープログラムを経てサービスを体系化。音楽業界各所とのネットワークを通じて自然と口コミが広がり、現在は個人アーティストのみならず、レーベル・事務所との法人契約にも展開を進めている。
本サービスは『cultra』のショップページより申し込み/購入可能。また、すでに本サービスを利用した音楽関係者、アーティストからのコメントも到着している。
【対馬芳昭(origami PRODUCTIONS / ASTERI / big turtle STUDIOS)コメント】
0から1歩踏み出したけどなかなか1が作れない、というアーティストにとってはとても良いサービス。もちろん1を5にする10にするには次なるハードルがあるし、チーム自身が考え実践できないと辿り着けない段階もあります。でも0 → 1は先人の知恵を借りる事でクリアできる事が多いと思うので利用してみると簡単に解決する事があるかも。
【高波由多加(Namy& Inc.代表)コメント】
オーダーメイド型、音楽を広げるための虎の巻。
Namy&でもRyonaさんにアクションプランを作成してもらいました。
弊社は、今まで5年以上デジタルリリースやマネジメントを経験してきたからこそわかっているノウハウがありますが、そういったノウハウはなかなか教えてくれる人も場も少ないもので、何か策はないものかとよく音楽仲間とも話したりしてました。
現状のDSP / SNSのフォロワー等のデータをもとに、ロードマップを書いてくれて何をいつすべきか? をフラットに提案してくれるのはありがたく、すでに1年後の計画はザックリしてるものの、とても良い壁打ちになりました。
気づくとあっという間に時間は過ぎてしまうので、計画的な制作スケジュールやライブ等それに伴ったプロモーションも準備しておかないといけない。
レーベルや事務所に所属しているとか関係なく、活動を広げていきたいミュージシャンの助け舟となると思いました。
【杉本陽里子(株式会社ondo代表 / ディレクター)コメント】
弊社sorayaへのオファーを頂いたことがきっかけで畠山さんとつながり、アーティストマネジメントとイベント企画を並行して行う近い立場であることにも共感し、cultraのアクションプランを依頼しました。
アーティストを担当するディレクターやマネージャーは、誰よりも担当アーティストへの解像度が高いと思いがちです。ところが届いたプランを開くと、全く新しい角度から整理された戦略がそこにありました。
「もう一つの目」——自分たちとは異なる解像度で見えてくるものは、プロジェクトにとって強力な武器になると確信しています。弊社自身もコツコツと実証していく予定です。
レーベルや事務所の枠を超えて、アーティストの可能性を広げたい方にこそ届いてほしいサービスです。
【showmore コメント】
ツアー名古屋公演を手伝ってもらった縁で、アクションプランをshowmoreにも作ってもらいました。10年間ずっとマネージャー無しで活動してきたけどやっぱり忙しくなると作る弾く以外の部分にリソースが裂けずしんどくなってきてたので、改めて光を照らしてもらった気持ちです。
【YonYon コメント】
近々リリースを控えていて、PRプランを立てる上で第三者の声を聞いてみたいと思い依頼しました。短期だけでなく長期の活動プランも一緒に考えてくれる人が欲しかったのも理由の一つです。
受け取ってみると、これまでの活動履歴が一目で整理されていて、何が足りていないのか、これから何をすべきかがとても分かりやすくまとめられていました。設定した目標に対して約1年間の優先タスクやアイデアまで記載されていて、具体的な数字で目標を立てる提案があったことで、これからやるべきことがリアルにイメージできました。
自分で自分を分析するとどうしてもマイナス面ばかりに目がいってしまいますが、ポテンシャルがある部分を拾って言及してもらえたことで、「まだまだできるかもしれない」と前向きな気持ちになれたのが印象的でした。
インディペンデントで活動するアーティストの中で、自分の活動をここまで整理して自己分析できている人は正直多くないと思います。資料の一部はそのままアーティストプロフィールとしても使える内容になっているので、情報整理や文章まとめが苦手な人には特におすすめです。
【sucola コメント】
このサービスを通じて自分たちで定義したのが「旅するJ-POP」というアイデンティティです。
Spotifyの月間リスナーは3万人を超え、私たちの音楽が確実にリスナーに届いている実感はありましたが、ライブの集客を伸ばすためには何ができるか?
具体的な一歩を整理できずにいました 。
受け取って一番驚いたのは、自分たちが当たり前だと思っていた制作スピードやサポートメンバーの質が「強力な資産」だと言語化されていたこと。自覚のなかった強みが見えました。
特に印象に残ったのは「旅情ポップ」というラベリング。
地名モチーフの楽曲を「旅する音楽」というアイデンティティに昇華して、『POPEYE』や『TRANSIT』などのカルチャー・旅系メディアを攻めるという戦略は、試したいと思いました。
また、台湾のSpotifyリスナーが多い現状を「自然発生した最大のマーケット」として捉え直した海外展開の提案も、「国内の枠組みに捉われず、すでに反応がある場所から熱量を逆輸入する」という発想で刺さりました。
良い音楽を作っている自負はあるのに、見せ方が分からなくなっている人に届いてほしいサービスだと思います。










