Photo by REI TANAKA
アパレルブランド〈WE_AVE〉の2025年秋冬コレクションが発表された。
〈WE_AVE〉は「織る、編む、紡ぐ、組み立てる」の意味を持った「WEAVE」と、ラテン語で敬意を表す「AVE」を組み合わせた造語。自然物や人工物を問わず、あらゆる物質・事象から素晴らしさを見出し、その全てに敬意を持ちプロダクトへと昇華する。本コレクションは、固体(氷)、液体(水)、気体(水蒸気)の3つの状態を持つ「水」という物質の「変化に対する寛容さ」をインスピレーションに、「HAMON/HANSHA(波紋/反射)」をテーマに設け、プロダクトを制作した。
モデルにはTempalayのドラマーであり、ソロプロジェクトではボーカル/シンセサイザー/トラックメイクまでマルチに手がけている藤本夏樹を起用。アイテムは、肌あたりの良さを追求し、要所の縫製にフラットシーマーを採用した「ANTHEM」(音楽用語で特定の集団や行事を象徴する曲、テーマ曲などを指す)と名付けたフーディーとスウェットパンツや、水面に反射して移り変わる情景を表現した玉蟲調のT/Cツイルとタータンチェックのリバーシブルジャケットに、サムホール、袖口、袖切り替えのバインダー処理が徐々に広がっていく、波打つような袖のカッティングが印象的なロングスリーブTシャツなどを展開。
持ち出しが大きく波打ったデザインが特徴的なデニムパンツは14.5ozのセルビッチデニムを採用。マーベルトやバックのダーツなどチノパンの仕様を踏襲し、テーマである「変化に対する寛容さ」を表現している。
また、盟友である〈市/1ch.〉が制作に携わるSILVER925のリングとネックレスのシルバージュエリーもラインナップ。いずれも2025年秋冬のテーマである「HAMON/HANSHA(波紋/反射)」を色濃く反映したデザインだ。
本コレクションはオフィシャルサイトでの販売だけでなく、8月7日(木)〜8月9日(土)の3日間、渋谷にて展示会も予定されている。











