100byKSR Directory

No.15 - 19

アーティスト支援企画『100byKSR』特集第4弾。多彩なヒップホップを展開する5組が登場!

レーベル/プロダクション〈KSR〉によるアーティスト支援プロジェクト、『100byKSR』の第4弾リリースが6月26日(金)に行われた。

AwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。

Spincoasterでは本プロジェクトに採用されたアーティストたちに簡易的なインタビューを敢行。ジャンルもキャリアも形式も問わない本プロジェクトに選出されたアーティストのルーツやバックグラウンドを紐解く。第4回目となる今回は、OGGYWEST、EL+CITY、dubby bunny、REMY FOOL、Baysoundらヒップホップ色強い5組が登場。一口にヒップホップといっても地域もサウンドも多種多様な5組のプロファイルを掲載する。

なお、『100byKSR』の2次募集は6月30日(火)までとなっている。我こそはという方はこの機会をお見逃しなく。

Text by Takazumi Hosaka


  OGGYWEST

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①簡単な自己紹介をお願いします。

東京都町田出身の88LEXUZ(エイティーエイト レクサス)と茨城県日立市出身のヤング・キュン。2016年に杉並区西荻窪で結成、試行錯誤を繰り返して今のスタイルに落ち着きました。2018年の夏にリリースした『OGGY SEASON』以降、コンスタントにリリースを重ねてます。最新作は今年の2月に出したMIXTAPE『スウィート・オーメン』! まだの人はぜひチェックしてください。

②音楽活動を始めたきっかけは?

ふたりとも何かやりたいな、と思いながら悶々と30年近く生きてきてようやくって感じです。本当にちょっとしたきっかけではじまれるんだなって。しみじみ思います。スタートとしては遅いほうだと思いますけど、そこも自分たちらしさなんじゃないかなと。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

Frank Ocean、坂本慎太郎や大滝詠一のような、外というよりパーソナル・スペースで鳴ってる音楽が好きです。(88LEXUZ)

僕はほぶらきんとカジモトっすね。(ヤング・キュン)

あと、ECDとキエるマキュウはふたりのフェイバリットです。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

粗悪ビーツさんに今回の企画を教えてもらって、企画の趣旨とかスピード感、良いなと思って参加しました。ラブソングでというのは決めていて、そこからOGGYWESTらしさを出すためにかなりこねくり回しました。

コロナ禍で過ごした感覚もリファレンスになってると思うのですが、「Spirit Phone」は霊界、異世界とか別な星の女の子たちと話せるツールで、「此岸と彼岸とのポジティブなコミュニケーション」っていう、わけわかんないテーマで。採用連絡をもらった時は、「KSR狂ってんな!」と思いました(笑)。けど、こういうアプローチをおもしろがってくれてすごく嬉しいです。ビートはもちろんミックスも全部自家製なので。さり気なく入れたギターの音とか、すみずみまで聴いてみてください。

ちなみに、同じく今回の企画でリリースされるonnen「Atsumori」もLEXUZミックスなので合わせてチェックして欲しいです!!

⑤今後の展望は?

夏に新しいアルバム『OGGY&THE VOIDOIDZ』をリリースするので聴いて欲しいです! 今回は友だちから尊敬するミュージシャンまで、豪華なメンツをフィーチャーしててかなりカオスな 作品になってると思います。あと、コロナの影響でライブも無くなってしまったので、外に向けた活動もしていきたいです。


  EL+CITY

[Twitter / Instagram / SoundCloud]

①簡単な自己紹介をお願いします。

Jason Vasara、Tinny Noll、ワタケンスカイウォーカーは函館出身。2KとKidellaは札幌出身。札幌をレペゼンして札幌で活動しています。一人ひとり個性がとても強くて5人でいると必ず化学反応が起きておもしろい出来事やいい曲が生まれます。年齢はJasonとワタケンが1999年生まれで、その他のメンバーは2000年生まれです。(Tinnyは早生まれの2001年生まれ)

②音楽活動を始めたきっかけは?

もともとJasonとTinnyが高校生の時にラップを函館で始めて、ライブを重ね札幌に勝負をかけにきたときにはじめて札幌で出演した『TRAP STAR』というイベントで2KとKidellaと親交を深め4人で活動を始めることになりました。その後バックDJをどうしても探さなきゃいけなければいけなくてmJasonが高校の時に仲の良かった音楽好きなワタケンに連絡して、ライブに一度来てもらって訳を話しました。その時にはDJを明日にでも始められるくらいの機材は揃っていたし、好きな音楽も人間性もマッチしたので4MC1DJの形で活動を始めました。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

Jasonと2KはNipsey hussle、Meek mill、Drake、Future、Joey Bada$$など最近の力強くインフルエンシャルなアーティストを中心に聴いていて、TinnyはNF、Ski mask the slump god、Logic、Eminemなど速くて緩急のあるアーティスト、Kidellaとワタケンはレゲエ、R&B、80、90年代のラップや現代のそれ風な音楽を聴いています。メンバー内で聴く音楽は異なっていますがお互いが日々曲を紹介し合うことによって偏らず新たな刺激をお互いに与えています。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

4人で作る曲としては2曲目だったので、お互いの価値観を話し合い熟考した結果、この音楽と少しの愛があれば俺たちは十分だという結論に至り曲が完成しました。最初はTinnyの家でレコーディングをしていたのですが俺たちの声がうるさすぎて警察に通報されてしまったので2Kの家に移動することになりました。2Kの家でレコーディングをするのが初めてだったので機材を調節するのに時間がかかってしまいリリックは完成していたのに時間がかかってしまいました。唯一リリックが完成していないKidellaが爆睡してしまったのでm他の4人で全て完成させてから起こしてレコーディングさせる作戦を取ることにしました。Kidella以外のパートが完成した後Kidellaを起こすと、起きて10分しないうちにメロディも歌詞も出来ていて他のメンバーはデラの才能の片鱗を目の当たりにしました。

⑤今後の展望は?

俺たちは北海道、もっと具体的にいうと札幌をレペゼンし続けたいと思ってます。最近の若手アーティストは東京など本土のアツいところに活動拠点を移そうとしがちで、悪いとは思ってないんですが俺たちはこの札幌をアツいところにしたいです。


  dubby bunny

[Twitter / Instagram]

①簡単な自己紹介をお願いします。

東京を拠点に活動しています。

②音楽活動を始めたきっかけは?

13歳の時にギターを始めたのがきっかけです。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

全てのジャンルを吸収し808を落としこんだのが自分のスタイルですが、特にU.S西海岸、南部のサウンドから強い影響を受けています。プロデューサーとしてはMike Will Made It、Southsideらのサウンドにインスパイアされました。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

僕はプロデューサーなのでリリースするにあたり誰かに歌を乗せて頂く必要がありました。そこで友人であるLyfe Harrisに声をかけ制作するに至りました。
彼はLAが地元なので今回は全てTV通話とデータでのやり取りでしたが、とてもいい作品になりました。

⑤今後の展望は?

現在、海外を含む客演陣を迎えたアルバムの制作を企てております。リリースの予定は漠然と年内に考えておりますが、最高のアルバムになると思っておりますので、みなさんに僕の今後の活動をチェックしていただけると嬉しいです。近頃のプロデューサー業としては地元の先輩であり、リスペクトしているプロデューサーの1人であるZOT on the WAVEとCo-writeで制作しています。早く僕たちの作品が世に出ることを心待ちにしています。


  REMY FOOL

[Instagram / SoundCloud]

①簡単な自己紹介をお願いします。

現在姫路で活動している15歳のREMY FOOL(レミーフール)と申します。

②音楽活動を始めたきっかけは?

ラッパーのXXXTENTACIONの「Look At Me!」を聴き、衝撃に駆られ自分も音楽がしたいと思ったのがキッカケです。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

自分はREMYFOOLというアーティストを磨いてきたので影響された人はいないです。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

今回の「Canada Goose」は自身がカナダグースのジャケットを買いその嬉しさとvibesで出来上がった作品となっています。

⑤今後の展望は?

8月頃に2nd EPをリリースする予定で、7月に先行配信と先行配信のPVが出る予定です。


  Baysound

[Twitter / Instagram]

①簡単な自己紹介をお願いします。

横浜を拠点に活動するBaysoundです。RapperのMsy(エムスワイ)、DJのTAXI(タクシー)、1995年生まれの2人から成る横浜出身のHIPHOPクルー。2016年12月より活動をスタートし楽曲を4曲デジタル・リリース、並びに2020年2月に自身初となる5曲入りのEP『AzianYokohama』をリリース。各曲のMVもYouTubeにて6曲分公開中。また、2020年5月より新たなYouTubeチャンネル「Baysound TV」を開設し現在に至る。

②音楽活動を始めたきっかけは?

音楽活動を始める前からよく遊ぶ間柄でした。音楽活動を始めるにあたって、Msyはrapper、TAXIはDJと初めから分野が分かれていたため、Msyの初ライブの際にTAXIがBack DJとして入り、2人でステージに立った事をきっかけにBaysoundとしての活動がスタートしました。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

特定のアーティストはいないのですが、一番インスパイアされてるアーティストはTygaですね。僕自身HIPHOPの中のジャンルでも幅広く聴くんですけど、サウンドであればMustardの作る独特の世界観が好みですね。元々日本のHIPHOPも西海岸のサウンドにやられてこの世界にのめり込んだのでウェッサイのカルチャーやサウンドは大好きですね。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

新型コロナウイルスが蔓延している中でアーティストとしてネガティブになるのではなく、ポジティブな部分を皆さんに届けられないか? とずっと考えていて、あえて今までに無いキャッチーなサウンドやメロウなflowで乗せました。

そんな中で普段お世話になっているIITIGHT MUSICのオーナーにKSR様の企画『100byKSR』を紹介してもらい応募致しました。

⑤今後の展望は?

日本に留まらず世界のチャートにランクイン出来るようなアーティストになりたいです。もっと自分たちのHIPHOPを認識してもらい、ドームやアリーナでのライブや、YouTubeチャンネル「Baysound TV」をもっと多くの方に知ってもらい組織としてもアーティストとしも大きくし更なる前進をしたいです。


【リリース情報】

OGGYWEST 『Spirit Phone』
Release Date:2020.06.26 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Spirit Phone

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EL+CITY 『A Little Bit of Love』
Release Date:2020.06.26 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. A Little Bit of Love

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dubby bunny 『The Difference (feat. Lyfe Harris)』
Release Date:2020.06.26 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. The Difference (feat. Lyfe Harris)

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REMY FOOL 『Canada Goose』
Release Date:2020.06.26 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Canada Goose

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Baysound 『Good Time』
Release Date:2020.06.26 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Good Time

100byKSR オフィシャル・サイト

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