100byKSR

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〈KSR〉によるアーティスト支援企画をさらに掘り下げる連載特集が始動。第1弾は気鋭のラッパー4組が登場!

〈KSR〉による新プロジェクト『100byKSR』の第1弾リリースが本日6月5日(金)に行われた。

〈KSR〉はAwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARのアルバムなど、多岐に渡る作品リリースを手がけているレーベル/プロダクション。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた『100byKSR』では、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。

第1次募集は5月1日(金)からスタートし、約2週間あまりで1,100曲近くの楽曲が集まったという。Spincoasterでは本プロジェクトに採用されたアーティストたちに簡易的なインタビューを敢行。ジャンルもキャリアも形式も問わない本プロジェクトから、果たしてどのようなアーティストたちが作品をリリースするのか。連載企画にてその動向を追うことに。今回は第1弾リリースとなったYOSHIKI EZAKI、Keyth、Huby、€uffboiの4組のプロファイルをお届けする。

Text by Takazumi Hosaka


 €uffboi

[Twitter / Instagram / SoundCloud]

①簡単な自己紹介をお願いします。

兵庫県宝塚市出身。活動拠点はSoundCloudをベースに、大阪、神戸としている。24歳中国のクオーターであり、韓国、カナダのアーティストとの共同制作が多く、国境を超えた楽曲が多い。

自身初の1st EP『Boi €rown』がリリースしたばかりで、ライブのブッキングも開始。カナダのビートメイカーからトラックの提供を受けており、2020年はさらに多彩な楽曲が控えている。

音楽の他には絵画、ファッション、タトゥーの愛好家。アニメやゲームなども好み、プラモデルなど組み立てて完成していくものに魅力を感じている。犬アレルギーだが犬が好き。

②音楽活動を始めたきっかけは?

大枠で言えば本当に、何となく始めました。笑笑

強いて言うならば、昔からヒップホップを軸に色々なジャンルの音楽を聴いてきました。ただ、国内のヒップホップを聴いててこういう曲があれば良いのになと感じる様になって、それなら自分で作って自分が満足する楽曲作ろうと思い始めました。国内の好きなアーティストで言えば、LBとOtowaさんのEP『Flesh Box』を聴いて当時感銘を受けました。

去年の4月くらいに自己満足のためにSoundCloudやYouTubeに楽曲をあげるようになったのですが、配信し始めて間もない頃に、海外のアーティストからEPを出すから入って欲しいと頼まれて入りました。そこから海外のコンタクトが広がって自信が付いたので作り続けようって決めました。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

特に影響を受けているアーティストはPlayboi Carti、David Sawtyです。彼らのSkitやビートに対するアプローチが本当に気持ちいいんです。また、自分も88上昇のアイデンティティが非常に理解でき尊敬出来ることから、Higher Brothers、Rich Brianもよく聴きます。

影響を受けた曲は「Lyrical Lemonade」のLil mosey「Pull up」や〈H1GHR Music〉のJay Park「DRIVE (Feat. GRAY)」など、上げだすとキリがないほど好きな作品があります笑笑
まとめると自分は気持ちよくビートに乗せてるアーティストが好きです。彼らのインスパイアを沢山受けて、今のスタイルが出来ました。

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

「Earthquake」は日本語に訳すと地震です。ラジオで放送して頂いた時にも言われて嬉しかったのが、「曲名にひっくり返された」というところです。曲名だけ見ると重たい言葉や、トラック自体ハードなイメージがあったと思いますが、ポップで乗りやすい感じに仕上げました。

「Earthquake」は“皆んなが軽快にリズムに乗ってフロアが揺れる”という意味でこの楽曲名にしました。国内の楽曲はバースとフックがそれぞれきっぱり分かれている曲が多いなってずっと思っていました。例えば、声のトーンなど波に差があって凹凸がある感じ。

個人的にはそうじゃなくて、ずっと同じトーンで一定に安定し、ループ状になる様な乗り方を意識しました。わかりやすくゆうと、服屋さんやスポーツ用品店などで流れている様な曲は凹凸が少なくBGM感があって集中して聴くと言うよりかは、聞き流せるくらいな感じ。ここが結構日本の穴だと思うんです。

さらっとラフに聞き流してもらいたいな、そうおもいながら今回も意識して作りました。

お世話になっている海外のプロデューサーにもこの曲についてどう思うか聴いてみたんです。それですごく気に入ってくれて、じゃあこれ応募しよってなって応募しました。自分がいつも楽曲内で意識しているのは、言葉の内容よりかは、トラックへの乗り方について向き合っています。言葉も音の一部だと思ってます。

⑤今後の展望は?

何も考えてないです。ただ自分が作りたい曲を自分が納得いくまで作り続けたいなって思います。国内外問わずにご縁がある人は是非一緒に楽曲を制作したいなとも思いますし、何より自分のセンスを信じているので良いなと思ってくれる人は増えてくるんじゃないかなと思います。


 Huby

[SoundCloud]

①簡単な自己紹介をお願いします。

宮城県涌谷町出身。18歳の時にOk-1とB-rank Snackを結成。現在はGuineapigggがボスを務める〈JOMO apartment〉に所属。

②音楽活動を始めたきっかけは?

昔から洋服が好きで、いろんな服屋に通ってたんですけど、そこの周りの人たちが当時いろんなイベントをやってて。だから田舎を出て、一人暮らしをしたタイミングで自然に始めました。「Sperm」って老舗のセレショの存在が1番大きいですね。今は顔出さなくなってしまいましたけど、Ok-1ともそこで知り合いました。

③今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

昨年、10年ぶりくらいにGuineapigggとあって、本格的に音楽活動を再開しました。仕事を始めたタイミングでライブも制作も取り組んでいなかったんですが、音楽自体は大好きで、諦めきれなかったんですね。いろんな人のラップ聴いても俺の方がフロウかっこいいと思ってました。だから最大限でイキった声で歌いました。

巳年もあってか昔から蛇に縁がある気がして。手も足もなくて、口だけってとこも良いですよね。あと、実家が坊主なので原始仏教的なフィロソフィも加えました。諦とか。

④今後の展望は?

アルバムを作成中です。今回の曲もそれ用にしようと思ってたんですが、届かないマスクと特別給付金に苛立ちを覚えて応募してしまいました。


 Keyth

[Twitter / Instagram]

①簡単な自己紹介をお願いします。

新潟県新潟市北区出身、1993年生まれの26歳。14歳の時に知人から貰ったAK-69のアルバム『TRIUMPHANT RETURN ~Redsta iz Back~』を聴いてヒップホップにのめり込むと同時にヒップホップ・アーティストへの強い憧れを持ち自身もその道へ歩き出す。以降はOZROやMOSAD、ANARCHY、USでは50centなどを聴いて育った。

一時は夢を諦めるも22歳の時に名前をK.Zとし本格的にキャリアをスタートし、主に同県のCLUB SEVENやMOOVEZ360でライブ活動をしている。2018年に1st EP『Profile』、2019年に2nd EP『Dream Fly B-boy』、そして1stシングルとして県内外で活躍するDJ TAGAプロデュースによる「You Turn Me On」をリリース。2020年に名前をK.ZからKeythへと変えてリスタートした。

②音楽活動を始めたきっかけは?

14歳の時に知人から貰ったAK-69のアルバム『TRIUMPHANT RETURN ~Redsta iz Back~』を聴いてから。自分でもやってみようと思いリリックを書き始めました。最初は、仲間と遊びながらやってたけどもっとモテたいと思って真面目にやるようになりました。

③今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

初めて聴いたAK-69のアルバムで、ヒップホップにのめり込むと同時にAK-69の音楽に対する姿勢やこだわりに感銘を受けました。始めた頃は彼の影響を受け過ぎて似たスタイルになってましが、今は様々なアーティストの長所をインプットして自分なりの音楽の道を突き進んでます

④今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

この曲は長い間リリックが書けずに悩んでいた時に、自分自身がヒップホップ・アーティストとして何を目指しどこにFOCUSを当ててるかって言うのをテーマに書いてみたら天から降りてきました。曲の全体通してリリックの内容も纏まってるのがミソです。自画自賛です。

元々レコーディングでお世話になっている「STB Studio」で知り合った、同県で活動しているトラックメイカーのWooRockくんから頂いたトラックで、曲の雰囲気、BPM諸々が自分の想像とマッチしたのでいいヴァイブスで書けました。リリックの内容もトラックも全て噛み合った神曲です。自画自賛です。

⑤今後の展望は?

今後の動きとしては今回の楽曲のトラックメイカーでもあるWooRock完全プロデュースで年内にKeythとしてEPをリリースしますので目を離さないように!!


 YOSHIKI EZAKI

[Twitter / Instagram / SoundCloud]

①簡単な自己紹介をお願いします。

東京都出身の18歳。東京を拠点にライブ、音源制作、イベントの主催を行なっています。

②音楽活動を始めたきっかけは?

フリースタイル自体は中学生からやっていて、その流れで。高校生ラップ選手権や、YouTubeに載っていたMVを観て、自分も作りたいと思いはじめました。

③今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

10代の男女、つまり僕たちの世代の良くも悪くもすぐに移り変わってしまう心境を楽曲にしました。歌詞は僕のある体験(詳しくは言えないんですけど。。!)で感じたことをそのまま書きました。

普段は自宅でRECからミックスまでを終わらせるんですけど、今回の楽曲は仮録りが終わった段階から自分の中で確信があったので、スタジオでプロのエンジニアさんに任せようと思い、姫路にある「HLGB STUDIO」さんにお邪魔して、がっつり制作しました。

④今後の展望は?

今後もコンスタントに楽曲を制作、リリースを続けていきたいです。8月に控えているツーマンLive、その次にはワンマンLiveも考えているのでそのために試行錯誤を繰り返して楽曲を制作していきたいと思います


【リリース情報】

€uffboi 『Earthquake』
Release Date:2020.06.05 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Earthquake

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Huby 『Snake Badge』
Release Date:2020.06.05 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Snake Badge

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Keyth 『FOCUS』
Release Date:2020.06.05 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. FOCUS

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YOSHIKI EZAKI 『Coro Coro Mind』
Release Date:2020.06.05 (Fri.)
Label:100byKSR
Tracklist:
1. Coro Coro Mind

100byKSR オフィシャル・サイト

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