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Best Tracks of 2014 / Aoi Kurihara


UK好き代表aoiによる今年のUKベストトラック!

2014.12.24

昨日、DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY で行われた「LONDON MUSIC BAR」でUK縛りDJをしてきましたが、UK好きのaoiとしては年間ベスト・トラックもUK縛りでいきたいと思います。//17013ではThe Libertines(リバティーンズ)をご紹介しましたが、年間ベストでは新人を中心にご紹介。


【No.5】Baby Strange / VVV

久しぶりにこんなにも初期衝動を感じるバンドに出会ったように思う。グラスゴーの新人3人組Baby Strangeがかき鳴らすパンキッシュで男らしいサウンドは男臭くてクール。そんなロックサウンドとは裏腹に実は歌詞はマゾヒズム的な内容だ。彼らは愛する彼女に対して殴ってくれ、と懇願するように歌うのだ。堂々と倒錯的な愛を歌う彼らに魅力を感じてしまう。


【No.4】Gengahr / Powder

今年、じわじわと人気を集めていたロンドンからの新鋭Gengahr。ノスタルジーを感じさせるドリーミーな歌声とファジーなギター音は夢の世界に連れて行ってくれるよう。カラフルでロマンチックなサウンドに意外とマッチしているDavid Lynch風のこのミュージックビデオも面白い。


【No.3】Charli XCX / Beak The Rules

かわいくてセクシーで踊れて、それでいて音楽も作れちゃうなんて最高!今年の夏、サマソニで来日して会場を湧かせたChari XCX(チャーリー・エックスシーエックス)は間違いなく次世代ポップ・クイーンと言っても良いだろう。このミュージックビデオの90年代スクールガール風の衣装といい、ハスキーな歌声は全盛期のブリトニー・スピアーズみたい。


【No.2】Childhood / Falls Away

今年、イギリスで彼らを見て、日本でも2回見て。2回もインタビューを行ったので私のとってはとても思入れのあるバンドである新人、Childhood(チャイルドフッド)。彼らの創りだす世界観は甘くて切なくて眩しくて、ライブを見る度、音を聴く度、現実を忘れ、ときめいてしまう。


【No.1】Peace / Money

魅力のあるロックバンドと条件としてもちろん音楽性の素晴らしさは大前提だけれど、その次に必要なことはカリスマ性のあるメンバーがいるかっていうこと。Peace(ピース)は10年代で出てきた新人バンドの中でもっとも魅力的なロックバンドの要素を持っているバンドだと思う。来年にリリースが控えたセカンド・アルバムから先行リリースされた「Money」は、1nd の頃から飛躍的に進化しファンクでセクシーなナンバーになっている。色っぽい歌声のグルーヴに病み付きになりそう。

 

今年もお付き合い頂き、ありがとうございました!

社会人1年目、なかなか忙しくて更新できなかったりもしましたが、ようやくなれてきたので2015年は頑張って自分の好きな音楽を紹介していきたいと思います。


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