オーストラリアのメルボルンを拠点とする、プロデューサー・Tentendoが「Dance With Me」を、〈Majestic Casual〉より先週リリースしました。
この楽曲は同郷メルボルンのラッパー・Jordan Dennisをフィーチャーした作品で、フューチャーな質感を擁したフロア・コンシャスな4つ打ちトラックとラップという組み合わせは、先日の来日公演でも大盛況だったCosmo’s Midnightに通じるものを感じさせます。しかし、一番近しいものを感じるのは、今や世界のトップ・プロデューサーのひとりとして活躍するKaytranadaでしょうか。
Tentendo名義での楽曲はSpotifyではまだ3曲しかリリースされていませんが、彼はこれまでに多数のアーティストをプロデュースしています。Kaytranadaだけでなく、FKJやTom Misch、Anderson .Paakといったアーティストが好きな方は。彼のプロデュース_ワークをまとめたプレイリストをぜひチェックしてみて下さい。
楽曲を聴き並べて見ると、Kaytranadaと同じくダンス・ミュージックだけではなく、ヒップホップやネオ・ソウル、R&Bといったジャンルでも高いセンスを発揮していることが伺えます。将来的にオーストラリアの音楽シーンを、そして世界を代表するプロデューサーとなる日も近いかもしれません。
ちなみにCosmo’s Midnightもオーストラリアのアーティスト。最近ではメルボルンのG Flipが話題となりましたが、若き才能ひしめくオーストラリアの音楽シーンに今一度注目してみてはいかがでしょうか。