先日来日し、ブルージーなロックサウンドで会場を盛り上げたThe Bohicas(ザ・ボヒカス)。彼らはまさに60年代のロックンロール・サウンドを現代で継承するロック・バンドと言えるだろう。そんな彼らは一体どのような音楽から影響を受けたのか。フロントマンであるDominic McGuiness(右)とギターのDominic John(左)に彼らのルーツを聴いた。「学校の宿題みたいだ!」とウキウキで書いてくれたRootscoasterがこちら。
(Written by aoi)
Dominic McGuiness (vo./g.)
1. The Beatles / I Should Have Known Better
ジョン・レノンは神だね。この曲のBメロはいつだって僕のこころを溶かしてしまうんだ。
2. The Vines / Get Free
この曲は生々しく開いた傷口のよう。サウンドは何かの感情から来ているようで、それが僕に負の感情を感じさせるんだ。
3. Queens Of The Stone Age / Make It Wit Chu
これはとってもスマートだね。いくつかのロックバンドはこのサウンドから曲を作ってるよね。とてもヘビィーだけどセクシーなんだ。
ちなみに彼はEPのブックレットの裏のイラストも手がけたとか。
Dominic John (g.)
1. Ray Charles / Unchain My Heart
この曲のグルーブはとても力強く、バックコーラスに女性の強さを感じるね。そしてそれが、僕の心を奪うんだ。
2. Captain Beefheart / Electricity
僕が16歳の時にこの曲と出会い、ロックンロールというものがどういうものかを学んだんだ。本当にブルースがどのようにロックンロールに影響を与えたのかということを見せてくれる曲だね。
3. MC5 / Skunk(Sonically Speaking)
これもロックンロールやジャムと関係してくると思う。バンドは、ライブだってそうだけどいつも瞬間を捉えているんだ。