Vaporwaveと地続きのような形で、2013年頃からネット上を主戦場として盛り上がりを見せたFuture Funk。現在ではSkylar Spence(FKA Saint Pepsi)やHarrisonなどを始めとしたFuture Funk第一世代ともいえるアーティストたちは次々とそのスタイルを変え、一見下火になったかのようにも思える潮流だが、実は未だに数多くのトラックメイカー/プロデューサーがSoundCloudなどに日々新たな音源をUPし、そのシーンは独自の進化を遂げ続けている。
そんなFuture Funkシーンにおいて、先述のSkylar SpenceやHarrisonなどと同じくパイオニア的存在として君臨するのが マクロスMACROSS 82-99 である。その楽曲のクオリティはもちろんのことながら、Vaporwave〜Future Funkシーン特有の個人情報の少なさ、メキシコ出身という希有な出自なども相まり、ミステリアスな存在として今もネット上では高い人気を誇っている。そして今週末、そんな彼がついに待望の初来日を果たすということで、早速Rootscoasterに登場してもらうことになった。謎多き彼のルーツとなった3曲は、意外にもかなり王道なものとなっています……!
ちなみに、音楽的バックグラウンドから彼のパーソナルな生い立ちまで、様々なことを訊き出したインタビューは後日UP予定ですので、こちらもお楽しみに!
(Photo & Text By Takazumi Hosaka)
1. The Smashing Pumpkins / Rhinoceros
昔好きになった女の子が彼らの大ファンだったんだ。その恋はとても僕を成長させてくれたものだから、この曲は今でも僕の人生の大きな部分を占めているよ。
2. Daft Punk / One more time
これはエレクトロニックな音楽を制作しようと思ったキッカケとなった曲だね。彼らの音楽を聴いてギターとラップトップのみで音楽を作り始めたんだ。
3. The Chemical Brothers / Hey Boy Hey Girl
これもDaft Punkと一緒で、テクノ・ミュージックの入り口となった楽曲だね。Daft Punkよりもさらにフロア向けのダンス・ミュージックに目覚めさせてくれた一曲だよ。
Profile
マクロスMACROSS 82-99
Future Funkというジャンルにおいて第一人者としても知られるメキシコ出身のトラックメイカー/プロデューサー。これまでにKero Kero BonitoのボーカルであるSarah BonitoやVaporwaveシーンで有名なluxury elite、Flamingosisといった様々なアーティストともコラボを果たす。2016年9月24日に東京・渋谷で開催される”Pool”にて念願の初来日を果たす。
【イベント情報】
“POOL”
9.24(SAT) at Shibuya LOUNGE NEO
OPEN 12:00 – CLOSE 21:00
ADV:¥3,000(+1D) DOOR:¥3,500(+1D)
予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/1iS0LTIW1cel2fdBOIhQbYmtD-WUxHVAJ0WyvexBsq2k/viewform?edit_requested=true
※前売予約入場者全員にPOOLオリジナルステッカーをプレゼント!
GUEST:
マクロス MACROSS 82-99(from Mexico)
Pa’s Lam System
Resident:
fazerock (from HyperJuice)
LINE UP:
Yunomi feat. nicamoq
Night Tempo(from Korea)
LADY’S ONLY
Lolica Tonica
TORIENA
Lisachris
VIBES MAFIA
2BOY b2b hype
§†§
tomad(Maltine Records)
The Hair Kid
Nor
Blacklolita
GHETTO GYPSY
DJ酒井法子とアーメンヘラ
ぜら
T5UMUT5UMU
103i(YesterdayOnceMore)
KOTONOHOUSE b2b にげる
liu shang
NASH(Klaxion Club)
HiLY b2b MAREAM
K8 b2b DIESEL
VJ:
Humungas(TREKKIE TRAX)
MIKA(midori-gumi)
RIO
FOOD:#たどめし
■イベント・ハッシュタグ:#POOL924