Rootscoaster Vol.117

Mayer Hawthorne

FUNKは常に君と共に。いぶし銀な魅力を放ち続ける伊達男、Mayer Hawthorneのルーツとなった3曲!

まだまだ勢いの衰えない、世界的な規模でのソウル〜ファンク、ディスコ回帰な流れ。しかし、そんな潮流が盛り上がり始めるずっとずっと前から、いぶし銀かつビンテージな輝きを擁した”ファンク”と”ソウル”を胸に刻み、活動を続けてきたのがこの男、Mayer Hawthorneだ。

2012年にはBruno Marsの「Tresure」、2013年にはDaft Punkの「Get Lucky」、2014年にはMark Ronsonの「Uptown Funk」……ときたら、2015年はやはりTuxedoの「Do It」ということで異論を挟む人はいないだろうし、そこに続くこの2016年にMayer Hawthorn(メイヤー・ホーソーン)の新作『Man About Town』がリリースされたのはもはや必然と言っても過言ではないだろう。

ヒップホップを軸としたUS西海岸の重要レーベル、〈Stones Throw〉でのリリースからそのキャリアをスタートさせ、その後いち早くメジャー・レーベルと契約を果たしながらも、軸の全くブレない創作活動を続けてきたMayer Hawthorn。プロデューサーのJake Oneと共に2013年頃からネット上にてひっそりとスタートさせたプロジェクト、Tuxedoも先述した通り昨年に〈Stone Throw〉より待望の1stアルバムをリリースし、ここ日本でも複数回来日公演を成功させるというほどの人気をみせた。

このように、時流の追い風も伴った結果、もしかしたら今がキャリア史上最も脂ののった状態といえるのかもしれないこの粋な男(=Man About Town)、Mayer Hawthorneが、今夏”Summer Sonic 2016″への出演と、それに伴い単独公演をビルボードライブ東京、大阪にて開催する。そこで今回、Spincoasterでは改めて彼の音楽的ルーツに迫ることに。ビンテージなファンク、ソウルを現代へとアップデートし続ける彼の選ぶ3曲と粋なコメントをお楽しみ下さい……!

Text By Takazumi Hosaka


1. Prince / Party Up

ダークでありながらファンキー、そして平和へのメッセージ。これらはぼくにとっての究極の組み合わせだね。戦争なんて本当にクソ食らえさ。さぁ、パーティをしよう!


2. Slum Village / Players

ぼくの音楽の聴き方を完全に変えてくれた曲。ラップだけど、とてもファンキーでいてリズミカルで、それまで聴いていたモノとは完全に異なっていた。ボーカルはまるでトラックを構成するひとつの楽器のようだし。風変わりなドラムを使ったJ Dillaのビートはどれもそれまでに聴いたことのないようなモノだったけど、ぼくの首をより激しく振らせたんだ。


3. Steely Dan / The Boston Rag

彼らの音楽的才能、そしてレコーディングとミキシングは別次元だね。歌詞とメロディはとても複雑だけどキャッチーで、未だに多くの人を惹きつけている。まさに究極の音楽オタクのための音楽だよ!


Message

ぼくの新しいアルバム『Man About Town』をチェックして、野菜を食べて、歯を磨くように。そうすればきっと”FUNK”は常に君と共にあるよ!


Profile

Mayer Hawthorne(メイヤー・ホーソーン)

シンガー・ソングライター/プロデューサー/DJ/マルチ・インストゥルメンタリスト、デトロイト出身。

元々ヒップホップのDJ/トラックメイカーとして活動した後、クラシック・ソウルをベースにした音源が〈Stones Throw〉の総帥Peanut Butter Wolfのめに止まり、2009年、同レーベルより1stアルバム『A Strange Arrangement』を発表。そのナードなルックスとは裏腹に完成されたモダン・ソウルの世界観が高い評価を得て、Snoop Dog、Kanye West、Gilles Peterson、Mark Ronsonなどのその筋のアーティストから賛辞を受ける。

2011年レーベルをユニバーサル・リパブリックに移し2ndアルバム『How Do You Do』を発表。1stアルバムをアップデートしたようなそのサウンドはより広いファンを獲得し、グラミー賞にもノミネートされる。続く3rdアルバム『Where Does This Door Go』を発表。プロデューサーとしてPharrell Williamsの参加や、後に活動するTuxedo的ブギー・サウンドも垣間見えるアルバムとなる。

2015年Jake Oneとのユニット=Tuxedoの1stアルバムを再び〈Stones Throw〉より発表。昨今のトレンドとなっている80sサウンド(ブギー/ディスコ/ファンク/ブルー・アイド・ソウル)をベースに練り上げられた作品は高い評価を得て再びブレイクを迎えた。

2016年約3年ぶり通算4作目となるアルバム『Man About Town』を発表する。 


【イベント情報】

■SUMMER SONIC 2016
8月20日(土) @ 舞洲サマーソニック大阪特設会場 Open 10:00am/Start 11:00am
8月21日(日) @ QVCマリンフィールド&幕張メッセ Open 9:00am / Start 11:00am
詳細URL:http://www.summersonic.com/2016/

■単独公演
ビルボードライブ東京
8/15(月)~8/16(火) サービスエリア:9,800円/カジュアルエリア:8,300円
1st OPEN 17:30 START 19:00 / 2nd OPEN 20:45 START 21:30

ビルボードライブ大阪
8/18(木) サービスエリア:9,800円/カジュアルエリア:8,800円
1st OPEN 17:30 START 18:30 / 2nd OPEN 20:30 START 21:30

予約開始 BBL会員:6/8(水) 一般:6/15(水)
お問い合わせ先:(東京)03-3405-1133 (大阪)06-6342-7722
詳細URL:http://www.billboard-live.com/


【リリース情報】

manabouttown

Mayer Hawthorne 『Man About Town』
Release Date:2016.04.08
Label:Victor Entertainment
Cat.No.:VICP-65382
Price:¥2,200 + Tax
Tracklist:
1. Man About Town
2. Cosmic Love
3. Book of Broken Hearts
4. Breakfast In Bed
5. Lingeries & Candlewax
6. Fancy Clothes
7. The Valley
8. Love Like That
9. Get You Back
10. Out Of Pocket
11. Love Like That [TUX REFUX] ※日本盤ボーナストラック

Spincoaster

Spincoaster

Spincoaster(スピンコースター)は、独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介する音楽情報メディアです。