NEWS

ソニーのスタジオや最新のカッティング・マシーンを体験できる“はじめての「ヴァイナルづくり」”が開催


2017.12.08

WIRED日本版とソニー・ミュージックエンタテインメントによる音楽セミナー“WIRED School of Music Vol.0 見学&講座! はじめての「ヴァイナル」”が12月10日(日)に開催される。

今回のセミナーは、「アナログ・レコードは音楽業界の救世主なのか?」、「『ヴァイナル』というカルチャー、そしてビジネスは、いかにして成立しているのだろうか」という問いに対しての答えを見出すべく企画されたもの。

さらに、「クオリティを下支えする『レコーディング』や『カッティング』という技術とはいかなるものなのか」そして、「いまそれを担うエンジニアたちは何を考えているのか。デジタル配信、ストリーミングが一般的になったいま、アーティストにとってヴァイナルはどのような意味をもつのか。そしてヴァイナルは本当に『儲かる』のか?」などの問いにも答えるべく、今回のセミナーでは「ソニー・ミュージックスタジオ」の世界一といわれるレコーディング・スタジオと、今年新導入されたカッティング・マシーンを見学するツアーを敢行。音楽を知り尽くしたエンジニアが同行し、解説する。

トーク・講座を通して、スタジオへのマシン導入に至るまでの道程や、「ヴァイナルづくり」のイロハに触れることに。ビジネスをテーマにしたセッション「ヴァイナルはビジネスを生むのか?」では、日本発のヴァイナルオンデマンド・サーヴィス「QRATES」の創業者ぺ・ヨンボと、「WIRED.jp」で世界の音楽ビジネスの最前線を探る「The Future Music Makers」を連載するミュージックスタートアップの仕掛け人、福山泰史が登壇。

さらに、「ヴァイナルを『録る』とは、どういうことなのか」と題したセッションでは、ヴェテラン・サウンド・エンジニア/プロデューサーのillicit tsuboiと、音楽ジャーナリストの柳樂光隆、さらにソニー・ミュージックエンタテインメントからA&R担当者が、ヴァイナル制作の現場を語る。

業界分野を横断したプロフォッショナルが集まって「ヴァイナル」のいまを明らかにする、これまでにない機会となるだろう。ヴァイナル・ビジネスに活路を見出したいレーベルやミュージシャンだけでなく、よりアナログで音楽を楽しみたい音楽愛好家もぜひ参加してみてはいかがだろうか。


【イベント情報】

“WIRED School of Music Vol.0
見学&講座! はじめての「ヴァイナル」”

日時:
12月10日(日)
13:00開始 19:00終了
13:00〜14:30|ソニー・ミュージックスタジオ見学ツアー
15:00〜18:00|Tech / Business / Creation レクチャー
18:00~19:00|懇親会

会場:
見学:ソニー・ミュージックスタジオ
講座:ソニー・ミュージック乃木坂オフィス 201会議室

登壇者:
宮田信吾(ソニー・ミュージックスタジオ)
福山泰史(音楽コンサルタント)
ぺ・ヨンボ(QURATES代表)
illicit tsuboi(サウンドエンジニア/プロデューサー)
柳樂光隆(音楽ジャーナリスト)
薮下晃正(ソニー・ミュージックエンタテインメントA&R)

司会・モデレーション|若林恵(WIRED日本版編集長)

参加料:
一般(40名限定)|12,000円
学割(10名限定)|8,000円
(SONIC ACADEMY SALON特別割引あり)

主催:
『WIRED』日本版、ソニー・ミュージックエンタテインメント

■詳細:https://salon.sonicacademy.jp/info/


Spincoaster SNS