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Thiiird Place、3rdシングル「同じ街を見ている」リリース


2023.04.06

Thiiird Placeがニュー・シングル「同じ街を見ている」を4月5日(水)にリリース。合わせてリリック・ビデオも公開された。

2021年末に結成されたThiiird Placeは、“家でも職場でも学校でもない、誰もが安心して集まれる場所”として名付けられたバンド。アフロ、ソウル、ラテン、ジャズを基調とするサウンドと共に、万人に向けたポップネス、多幸感とメッセージを有する作品を発表し、ボーカル陣、演奏陣が入り乱れる、13人の個性が集うひとつの街のようなバンドとして注目を集めている。

3作目のシングルとなる今作は、8分の14拍子を用いたスピリチュアルな楽曲でありながら、スタンダードなソウル・ジャズ・バラード。人間の尊厳や排外差別をテーマとした歌詞の世界観を、ボーカル・Enya Yuimaが7分半に渡る熱唱で表現。誰もがみな、同じ街で生き、同じ月を見ている、ひとりひとりの尊厳が守られる世の中になることを願う、そんなメッセージを有した1曲となっている。

レコーディング・エンジニアは向啓介、メンバーのtadashi、ミックス・エンジニアは向啓介、マスタリング・エンジニアはe-mura(Bim One Production)がそれぞれ担当。カバー・アートワークはCHIAKIZZCLUB、リリック・ビデオは仲原達彦が手がけた。

なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション&プロモーション・サービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタル・リリースをサポートしている。


【中田亮(オーサカ=モノレール) コメント】

サード・プレイスの叫びとは何かって考える。
たとえば、「ソサイエティ」という言葉は、たくさんで集まり何らかの方法を見つけて共に暮らす人々という意味。
共に暮らす人間。それを日本語では「社会」と翻訳しています。
ところが社会なんていう漢字二字の熟語に入れ替わったとたん、意味がわからなくなる。
むしろ建ち並ぶビルや、役所や銀行、駅や鉄道なんかが頭にうかぶ。
言葉のなかから人間が消えてしまう。
どこでどう間違ったのだろう?
これが今僕たちの抱える問題。
すこし畏まった言葉と音楽のなかに人間をとりもどそうという試みがサード・プレイスではないかと思う。
個の人間をとりもどすためには自分をとりもどさなくてはならない。
そのため、「自分」が三つも入っている。
三つの自分とは、わたしとあなたとあいつ、ではないかと密かに勘ぐっている。

中田亮(オーサカ=モノレール)


【リリース情報】


Thiiird Place 『同じ街を見ている』
Release Date:2023.04.05 (Wed.)
Label:FRIENDSHIP.
Tracklist:
1. 同じ街を見ている

配信リンク

■Thiiird Place:Instagram


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