TaiTanと玉置周啓によるポッドキャスト番組『奇奇怪怪』が2年連続で書籍化。2022年の書籍刊行に続き、第弐集となる書籍『奇奇怪怪』が8月17日(木)にリリースされる。
Dos Monosのラッパー・TaiTanと、4人組バンド・MONO NO AWAREのボーカル・玉置周啓により2020年5月に開始した『奇奇怪怪』。昨年リリースされた『奇奇怪怪明解事典』は版元である国書刊行会史上最高の予約数を記録するなど、近年のポッドキャスト・ブームを象徴する書籍となった。出版元を石原書房に移籍させた今作は、漫画雑誌風にデザインを一新。書籍ながら掲載広告をリスナーなどから公募するなど、ポッドキャスト発の書籍としての新しい出版の在り方を模索している。
また、挿画デザインをデジタル・アーティストmesoism、アート・ディレクションをmaxillaのSHIMPEI UMEDA、本文レイアウトを川名潤が担当し、単なる言葉の書き起こしに留まらないビジュアル面での進化も前作にはない特徴となっている。なお、巻末解説として藤岡拓太郎の短編漫画も併録される。
さらに、書籍発売と同時に、東京・代官山 蔦屋書店では書店内1ブースを使用してのポップアップ『圧と密』を展開。およそ3000冊の本書を用いた異形の特設展示を、アーティストのGILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAEとともに構築。来場者が新しい書籍の購入体験を楽しめるよう、空間内に様々な仕掛けを施すという。また、9月1日(金)にはトーク・イベントも実施予定。詳細は後日発表される。
【リリース情報】
『奇奇怪怪』
発売日:2023年8月17日(木)
判型:B5
ISBN:978-4-911125-00-7
ページ数:392頁
収録エピソード数:45編
定価:¥2,750 (税込み)
【イベント情報】
奇奇怪怪第弐集刊行記念ポップアップ『圧と密』
会期:2023年8月17日(木)〜9月17日(日)
会場:東京・代官山 蔦屋書店
会場アート・ディレクション:GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE
※会期中著者とゲストによるトーク・イベントも実施予定
■奇奇怪怪 / 脳盗:Twitter