鳥取県在住の日本人エモ・トラップ・アーティスト、Skyra(スカイラ)がデビュー曲「In The Cloud (Prod. Darcy Baylis)」を本日1月9日(水)に発表。同時にMVも公開された。
本作は、Lil Peepを輩出した一派〈GOTHBOI CLIQUE〉とも交友があるオーストラリアのDarcy Baylisがプロデュースを担当。彼の作品は、Clams Casinoや元Crystal CastlesのAlice Glassも参加したEP『 Heavy Down Pour』も記憶に新しいLil Zubinや、GhostmaneのバックDJを務めるPerv0とのフィーチャリングでも知られる。
山奥に突如現れる巨大な三角形のコンクリートのモニュメントが印象的なMVは、Skyraの住んでいる鳥取県にある、彼の先祖が建築したという神社で撮影が行われた。地元の住民からは、聖霊の住む祈りの込められた神聖な地であると言われているそうだ。
Sky(空の)Ra(太陽神)というアーティスト名にもあるように、楽曲の持つサッドでセンチメンタルなフィーリングを引き立てているほか、神や自然を崇拝する彼のマインドが表現された美しい作品に仕上がっている。MVの撮影、編集は新進気鋭の日本人シネマトグラファー・Takahiro Warayaによるもの。
なお、SkyaraのInstagramにはデビュー前からプロデューサーのDarcy Baylisとのビデオ・チャットの模様が公開されていたほか、アメリカの大物アーティストとのコラボレーションが数多く控えているという発言もあったりと、今後の動向を示唆するポストが確認できる。
さらに、先日Instagramのストーリーにて、今月NYへ渡米することが決まっているとの旨を投稿。加えて、Lil Tracyのマネージャー・Nick BlancoとNY滞在中の活動についてのビデオ・チャットでミーティングが行われたスクリーンショット画像を、Nick本人が投稿している。今後もその活動に注目していきたい。
■Skyra:Twitter / Instagram / SoundCloud