Text by STDK
9月11日(金)〜13日(日)の3日間にわたり、長野県木曽郡木祖村・こだまの森キャンプ場にて2年半ぶりに開催される『Re:birth Festival 2026』。待望のタイムテーブル & エリアマップが公開された。
出演者が発表された段階でラインナップを眺める楽しさと、タイムテーブルが公開されてから見えてくるフェスティバルの姿は、また少し違う。目当てのアーティストがどの時間に登場するのか、その前後にはどんな音楽が鳴っているのか。ステージを行き来するルートを思い描いているうちに、これまで知らなかったアーティストにも自然と目が留まる。タイムテーブルを眺めながら自分なりの3日間を組み立てていく時間もまた、開催を目前に控えたフェスティバルならではの楽しみのひとつだろう。
今回公開されたタイムテーブルを眺めていると、単純に大きな名前を特定の時間帯へ集めるのではなく、それぞれの音楽が鳴るべき時間と環境を意識した流れが組まれていることに気づく。その配置を追っていくと、『Rebirth Festival 2026』が描こうとしている3日間の輪郭がようやく見えてくる。
一組のアーティストを見るために足を運んだはずが、その前後のセットまで聴き続けてしまう。別のステージへ向かう途中、遠くから聞こえてきた音がつい気になって予定を変える。気がつけば、名前すら知らなかったアーティストのプレイがそのフェスティバルで最も記憶に残る時間になっていたりする。そんな予定外の出来事が起こることこそ、通常の音楽フェスでは味わえない『Re:birthのおもしろさのひとつだろう。目当てのアーティストを観ることと同じくらい、何に偶然出会うかを楽しみにしておくのもいいだろう。
そして、3日間の舞台となるエリアマップがこちら。4つのステージには、それぞれの時間帯や空間にマッチするDJ/ライブアクトが配置されている。太陽の高さや森の陰影、天気までが演出の一部となり、同じ場所でも時間によってまったく異なる表情を見せてくれる。
ステージからステージへ移動し、疲れたら食事をとる。仲間とドリンクを飲みながら話し込み、マーケットで買い物を楽しみ、また音が気になればフロアへ戻る。夜が深くなればキャンプサイトで少し休み、目を覚ました時にまだ音楽が鳴っていれば、もう一度森の中へ出ていく。
クラブで数時間を過ごすこととも、ライブを一本観て帰ることとも違う。音楽を中心にしながら、食べること、眠ること、人と話すこと、芸術を感じること、歩くことまですら体験として地続きに繋がっていく。3日間という長さは、そのためにある。
太陽が落ちれば、昼間とは別の表情を見せる森の中に光やデコレーションが浮かび上がり、Resorbによる巨大なホログラム演出や、ファイヤーパフォーマンスやダンスなども音楽と混ざり合っていく。
もちろん、これらの演出は写真や映像でも見ることができる。しかし、音楽を身体で受けながら、視界の先に森があり、その中に光や霧、炎、人の動きが重なっていく感覚は、現地に居合わせなければわからない。
『Re:birth』を以前から知る人であれば、会場が変われば、音の響き方も、人の流れも、夜の景色も変わる。これまで世界各地を移動しながら、その土地の環境までフェスティバルの一部にしてきた『Re:birth』だからこそ、初めて舞台となるこだまの森で何が起こるのかは、過去回を知っている人にとっても、これまで足を運んだことがない人にとっても未知数だ。
すべてのアーティストを知っている必要はない。むしろ、気になる名前が数組あれば十分だ。その数組を目印に森へ入り、その前後に鳴っている音楽に身を任せてみる。そこから先は、タイムテーブル通りにならなくてもいい、予定調和の外を楽しんでみて欲しい。
開催はもう目前。フェスティバルへ行くかどうかを最後まで迷う理由は人それぞれにある。3日間という時間、長野までの移動、キャンプの準備。都市で開催されるイベントに比べれば、確かに手間は多い。ただ、その手間をかけて日常から離れるからこそ得られる感動が野外フェスティバルにはある。
金曜日に森へ入り、まだ明るいうちから音楽を聴き始める。やがて日が暮れ、夜を越え、朝を迎える。それを繰り返しているうちに曜日や時間の感覚が薄れ、日曜日には、到着したときとは全く違った森が見えているかもしれない。
タイムテーブルを見ながら「この時間はここへ行こう」と考え始めた時点で、フェスティバルはもう始まっている。そしておそらく、実際の3日間はその予定通りにはならない。
音楽や天気に予定を変えられ、人に足を止められ、森の景色に時間を忘れる。その偶然まで含めて体験したいと思えるなら、今年の9月11日から13日は、こだまの森へ向かう理由として十分ではないだろうか。
2年半ぶりの『Re:birth Festival 2026』まで後わずか。
公開されたタイムテーブルとエリアマップを眺めながら、まずは自分がどこで最初の音を聴きたいか、探してみてほしい。
【イベント情報】

『Re:birth Festival 2026』
日程:2026年9月11日(金)・12日(土)・13日(日)
会場:こだまの森キャンプ場(長野県木曽郡木祖村小木曽3362) / Kodamanomori Camping Ground, Nagano, Japan
出演:
[INTERNATIONAL GUESTS]
Rrose
Mathew Jonson × SODEYAMA
John Plaza
Domestic aka Ido Ophir
Josh Heywood
Migdalor
Astrogano
EVGHENIIA
Autogenesis
amuwa
[DJ / LIVE(A–Z)]
Airi
Akari System
AtemetA
Aymjet × Woody
Beano
Choko
Chromatic Wave
comm
DANA NADA
DANDAN
DA=TI
DJ Yazi
Emiri
GAKU SAIMURA
Goemon Bros
gojitmal
GOTH-TRAD
Hisa
Hybrid Leisureland
Joma
KENT ORIA
Kojiro
KOTARO
Kuniyuki
LAZZZY
LØST
michika
Momoko
Morrieo
MR.RESORT
MUNEMASA
MUSCLE ∞ BROTHERS
naotsun
Naudible
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NYAO
OC
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