※Header Image:Flowers with the Thorns, 2025 ©THORNITURE by FAMEME
Moment Joon、なみちえ、DANNY JINによるコラボシングル“Flowers with the Thorns”が1月30日(金)にリリースされる。
挑発する「トゲ」と「未来」への想像力を大胆に融合させた、新感覚ミュージックレーベル〈THORNITURE〉が始動。仕掛けるのは、アジアのドリアン業界のカリスマ・FAMEME(ファミミ)。彼は棘あるグロテスクな見た目と強烈な臭いを放ちながらも「果物の王様」とされるドリアンから〈THORNITURE〉を構想したという。

2025年夏に東京都現代美術館(MOT)開館30周年記念展『日常のコレオ』にて、アート、音楽、社会的視点が交差するプロジェクトとして発表された本作“Flowers with the Thorns”は、「トゲと未来(Thorn x Future)」をテーマに、日本で活動する移民・ミックスルーツのヒップホップアーティスト3名──Moment Joon、なみちえ、DANNY JINが、それぞれ異なる立場から日本社会に触れる言葉を紡ぎ出す1曲だ。
Moment Joonは、「棘のある桜」をモチーフに、日本という国が歴史的、制度的、文化的に内包してきた暴力性や同調圧力、排外性、それに対する怒りと抵抗を、鋭い言葉で刻み、それを豊かな音像として増幅。なみちえは、日常に潜むレイシャルプロファイリングや視線の暴力を、自らの体験として語る。また、「ヤマアラシのジレンマ」という比喩を通して、人と人が近づくほどに傷つけ合ってしまう現実と、それでも共存を願う葛藤が歌われる。


DANNY JINは、ドリアンに対して「納豆」で応じ、国籍やルーツでは回収しきれない異物としての自己を提示。難民の歴史、混血性、帰属不可能性を背負いながら、日本社会が蓋をしようとする違和感をユーモアと批評性をもって突きつける。

三者の言葉が交差することで、“Flowers with the Thorns”は、多様性を祝福するだけではなく、その複雑さや摩擦を捉えた作品に仕上がったという。東京都現代美術館で撮影されたMVもまた、ZUMI監督とアートディレクター・河野未彩率いる制作チームの手により、〈THORNITURE〉の世界観を鮮やかに
体現する作品になったという。こちらはリリース日に先駆け、1月29日(木)21:00にプレミア公開予定となっている。
Flowers with the Thorns, Music Video stills, 2025 ©THORNITURE by FAMEME
【リリース情報】

Moment Joon, なみちえ & DANNY JIN 『Flowers with the Thorns』
Release Date:2026.01.30 (Fri.)
Label:THORNITURE by FAMEME
Tracklist:
1. Flowers with the Thorns










