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Masayoshi Iimori、ジャンル横断の感性が光るドラムンベース作品集リリース


2026.04.10

Masayoshi Iimoriが新作『Feelin’ Down EP』を本日4月10日(金)にリリースした。

ジャンルを横断するサウンドで国内外から支持を集め、〈Monstercat〉や〈Good Enuff(Mad Decent)〉〈Fool’s Gold〉など海外の人気レーベルからのリリースを重ねてきたMasayoshi Iimoriは。また、SkrillexやDiploらトップアーティストからのサポートも受け、グローバルに活動を展開している。

自身が所属する〈TREKKIE TRAX〉からのリリースとなった本作は、近年世界的な盛り上がりを見せるドラムンベースシーンへの強い手応えを背景に制作された作品であり、DJプレイの現場で機能してきたアイデアを起点に、それらを改めてスタジオでブラッシュアップすることで完成させた全3曲を収録している。フロアユースを前提としながらも、各楽曲に明確なコンセプトとストーリーを持たせた構成となっている。

Masayoshi Iimori

EPの起点となったのは、DJYOUTHとの共作によるリードトラック“Feelin’ Down”。DJYOUTHはロンドンと東京を拠点に活動するドラムンベースDJ/プロデューサーで、〈Viper Recordings〉や〈Bassrush〉、〈Jadu Dala〉などからのリリースや、CRUCASTのリミックスコンペ優勝を経て注目を集める新鋭。PendulumやDelta Heavyらトップアーティストからのサポートも受けており、2024年以降はドラムンベースへと本格的にフォーカスし、シーン内で急速に存在感を高めている。

DJYOUTH

“Feelin’ Down”は、制作前の段階で両者のコラボレーションを前提にスタートしたもので、DJYOUTHから提示されたトランス的なシンセモチーフをMasayoshi Iimoriが再構築することで完成に至った。浮遊感のあるシンセと、ジャンプアップドラムンベース特有の跳ねるリズムが融合し、エモーショナルな高揚感とクラブでの即効性を併せ持つ1曲に仕上がっている。ブレイクからドロップへの展開は特にドラマ性が強く、ピークタイムにおいて強い推進力を発揮するトラックだ。

続く“Torn Apart”は、2010年代のプログレッシブハウスやEDMの音色・構造をドラムンベースへと再解釈した楽曲。煌びやかなシンセレイヤーとスケール感のあるコード進行を軸にしつつ、ドラムンベースの疾走感と組み合わせることで、いわゆるダンスフロアドラムンベースの文脈に新たなニュアンスを加えている。後半には4つ打ちへと大胆にスイッチする展開を持ち、ダッチハウスを早回ししたかのような独特のグルーヴがフロアの空気を一変させる。ジャンルの境界をシームレスに横断する、Masayoshi Iimoriらしいクロスオーバーなアプローチが際立つトラックと言える。

“Maelstrom”は、前2曲のメロディアスな方向性とは対照的に、より現場志向の強いローラーズ〜ジャンプアップドラムンベースの楽曲として制作された。無駄を削ぎ落としたミニマルな構成と、低域のグルーヴを軸にしたタイトなビート設計により、長時間のミックスの中でも安定して機能する実用性の高さが特徴となっている。シンプルながらも現行のクラブサウンドに即した音像を持ち、Masayoshi Iimori自身のDJセットにおいても重要な役割を担うことを想定した1曲だという。

それぞれ異なるアプローチで構築された3曲は、ドラムンベースというフォーマットの中でMasayoshi Iimoriの多面的な音楽性を浮き彫りにしている。本作は単なるトレンドへの応答ではなく、彼自身のルーツであるフェスティバルサウンドとクラブミュージックの感覚を再接続することで生まれた、現在地を示す重要な作品と言えるだろう。


【リリース情報】

Masayoshi Iimori 『Feelin’ Down EP』
Release Date:2026.04.10 (Fri.)
Label:TREKKIE TRAX
Tracklist:
1. Feelin’ Down w/ DJYOUTH
2. Torn Apart
3. Maelstrom

リリース詳細

■Masayoshi Iimori:Instagram / X


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