メンズ向けスカートブランド〈lesskirt〉(レスカート)がローンチ。本日8月1日(木)より予約販売がスタートした。
首都圏を中心に音楽スタジオやライブハウスを運営する株式会社リンキィディンクが立ち上げた本ブランドは、「男がスカート履いてなにが悪い」をブランドコンセプトとし、スカートに対する固定観念に疑問を投げかけ、意味を更新していくことを目指すという。第1弾アイテムとして、ストリートシーンやアウトドア、モードスタイルにも着こなせる3色のロングスカートに加え、ブランドロゴをデザインしたTシャツ、ミニトートバッグの予約販売がスタートした。
スカートはチノパンのような感覚で普段使いができるよう、履き心地とシルエットにこだわったという。生地はワークパンツでも定番のTCツイル(ポリエステル・コットン)、ウエストは6cm幅の太幅ゴムを採用。スピンドルで調整できるフリーウエスト仕様にすることで、ストレスのない履き心地を実現している。キーフックも備え付けられており、機能性も両立。さらに、ウエストから裾にかけてのシルエットにハリをもたせることで、裾の広がりもキープ。こなれ感を演出している。8分丈、9分丈をイメージした丈感なので、スニーカーやブーツとの相性もよさそうだ。
予約販売開始に伴い、〈lesskirt〉の世界観を切り取ったコンセプトムービーも公開。クラフトビール店スタッフ、レコードショップ店長、割烹居酒屋を営む経営者、街中を駆け抜けるスケーターなど、職業も年齢も異なる彼らがそれぞれのコーディネートで履きこなす様子が収められている。
なぜ、いつから男性がスカートを履かなくなったんだろうか。 なぜ、見た目で着る服を決められないといけないのだろうか。 男っぽくて、野暮ったくてもスカートを履いてもいいんじゃないか。 メンズ向けスカートブランド「lesskirt」誕生! https://t.co/a8ZMuRBSrv #男がスカート履いてなにが悪い pic.twitter.com/r5F6w4WNs4
— lesskirt_official (@lesskirt_rds) August 1, 2024
ブランドロゴはロックバンド・LOSTAGEのフロントマンである五味岳久によるもの。性別にとらわれない世界観を、独特のタッチかつユルめな愛嬌を持ったキャラクターでポップに表現している。なおこのロゴはスカートのバッグサイドのポケット部分にもワッペンとして縫い付けられている。
今後控える第2弾では、ベーシックカラー以外の色や柄を施したラインナップが発売されるほか、アーティストたちやクリエイターとのコラボなども予定しているとのこと。
【小牟田玲央奈(株式会社リンキィディンク ライブハウス部門統括部長) コメント】
なぜ、いつから男性がスカートを履かなくなったのだろうか。なぜ、見た目で着る服を決められないといけないのだろうか。
なんで?
私には女の子の子供がいます。その子が中学校に入る時に相談してきました。
「私はスカートを履きたくない」
学校には女子がスカートを履くという今になっては「当たり前」とされる風習的なものがあります。我々にとってはそれが「当たり前」になっていて「なぜスカートを履きたくない、履かないといけないのか」という感情が無くなっていたのかも知れません。
学校には一応女性用のズボンがあり、同学年にも何名か同じ気持ちの同級生がいたみたいで、今となっては「普通」にズボンで登校しています。その時にふと思ったんです。
その逆は? 男子生徒でスカートを履いたらいけないっていう文化ってなんでなんだろうかと。
ただそういう流れになった。もちろん大人になって個性として履いている人はいるけど、やっぱりなんだか違う。
自分も含めて「なんで?」という感情が溢れ出して今回のリリースに繋がりました。
男っぽくて、野暮ったくてもスカートを履いてもいいんじゃないか。
大人の男たちが何食わぬ顔して履いてれば、若い人たちもその内そういう固定概念が外れるんじゃないだろうかと思いました。
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