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ロンドンを拠点に活動するオーストラリア出身のマルチ・プレイヤー、Jordan Rakeiがニュー・アルバム『Origin』を6月14日(金)にリリースされることが発表。現在、同作より新曲「Say Something」「Mind’s Eye」が公開されている。
Tom Mischを筆頭としたロンドンの最旬ポップ・シーンと、同郷のHiatus Kaiyoteらが活躍するネオソウル・シーンとのハイブリッドと形容される独自のサウンドを武器に台頭してきた彼は、Jorja SmithやSmphaなど、UKの「今」を体現するトップ・アーティストらと並んでLoyle Carnerの最新作『Not Waving, But Drowning』にゲスト参加したことでも話題となった。
2017年に発表され、高い評価を獲得した『Wallflower』以来およそ2年ぶりとなる本作『Origin』は、ディストピア的未来、とりわけ――チャーリー・ブルッカーの『ブラック・ミラー』や、マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』、デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』――にインスパイアされたアルバムになっているという。人間性や我々の存在意義に対するJordanの深い思索を活力の源とした本作は、テクノロジーの発達で感じる脅威に対応を迫られる主人公の旅を辿り、それがどんな風に目の前の経験や人々から我々を遠ざけてしまうか、という問題を扱っている。
【リリース情報】
Jordan Rakei 『Origin』
Release Date:2019.06.14 (Fri.)
Label:Ninja Tune
Tracklist:
01. Mad World
02. Say Something
03. Mind’s Eye
04. Rolling into One
05. Oasis
06. Wildfire
07. Signs
08. You & Me
09. Moda
10. Speak
11. Mantra
12. Always Coming [Bonus Track for Japan (BRC-598)]
※国内盤特典、ボーナス・トラック追加収録 / 歌詞対訳・解説書封入