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ItaqとDirty Kiyomiyaによる兄弟クルー・那須ワイルドボーイズ、1st EP『Wild Tape』リリース


2022.11.04

ItaqとDirty Kiyomiyaによる実の兄弟クルー、那須ワイルドボーイズが初のEP『Wild Tape』を本日11月4日(金)にリリースした。

独自のスタンスでハイペースなリリースを続ける22歳のラッパー・Itaq。そのItaqが8月にリリースした「Water Boys」をはじめ、過去作でも度々コラボし、現在は3DCG作家としても活動する実弟のDirty Kiyomiya。2人が2017年に結成した那須ワイルドボーイズは2017年から不定期でSoundCloudなどに楽曲を発表してきたものの、“Itaqが頼んだ時だけDirty Kiyomiyaがラップをする”という性質もあってかまとまった作品集はおろか、公式リリースもないまま5年の時が経過した。

しかし、Itaqの上京にあたり、地元・那須での最後のプロジェクトとして『Wild Tape』の制作は進められた。全曲のビートを栃木県那須郡を拠点に長きにわたって国内グライム・シーンを支え続けるビートメイカーのNegatinが担当。収録曲3曲全てがソリッドでダークなUKドリル・ビートとなっている。また、Itaqのスキルフルで小回りの効くラップや随所に散りばめられた言葉遊び、Dirty Kiyomiyaの独特のワード・センスにも注目を。

カバー・アートワークを担当したのはItaqと今回で5回目のコラボとなるグラフィック・クリエイターのITO AOI。木と金属のテクスチャーをあしらったオリジナル・ロゴが印象的な作品となっている。

さらに、リリースに合わせてEPの1曲目を飾る「Furin Kazan」のMVも公開された。

MVはアートワークの写真とアーティスト・ヴィジュアルも手がけた栃木県小山市を拠点に活動するカメラマン兼映像作家のabokado boyが担当。なお、abokado boyはItaq「幸福」のMVも制作している。

撮影はItaqとDirty Kiyomiyaの通っている温泉「五峰の湯」と、無数のロケ・スポットを擁する“チート寺”こと「雲巌寺」にて敢行。2人のグライミーなヴァイブスと天真爛漫な遊び心を存分に楽しめる作品となった。なお、このMVの撮影はItaqの上京直前に行われ、途中登場する軽自動車は撮影から間もなくして惜しくも手放された。


【リリース情報】


那須ワイルドボーイズ 『Wild Tape』
Release Date:2022.11.04 (Fri.)
Label:委託 Label
Tracklist:
1. Furin Kazan
2. CA1M PLAY
3. NATSUNOMUSHI

All Tracks Produced by Negatin

配信リンク

■Itaq:Twitter / Instagram

■Dirty Kiyomiya:Twitter


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