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Satellite Young・草野絵美、Emi Satellite名義で初ソロ・シングル「Glass Ceiling」リリース & MV公開


2020.10.14

Satellite Youngの主宰/ボーカルとしても知られる草野絵美がEmi Satellite名義で初のソロ・シングル「Glass Ceiling」を本日10月14日(水)にリリース。合わせてMVも公開された。

今作はEmi Satelliteが実際に感じてきた現代社会における、女性の生き辛さと共鳴し、未来に向かって進んでいこうというメッセージも込めたエンパワーメント・ソングとなっている。BeyoncéやMadonnaなどUSのディーバたちが歌うフェミニズム・アンセムに感銘を受けていたEmiが、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(10月9日日本公開)の試写会をきっかけに、ジェンダー・ギャップの進んでいない東アジア(日本も含む)の女性の感覚に寄り添って書いたという。Emiが学生時代〜社会人生活を通して、さらに子育てを通して感じたこともリリックのインスピレーションになっているとのこと。

Emi Satellite

なお、日本語で「ガラスの天井」の意味する「Glass Ceiling」とは、組織内で昇進に値する人材が、性別や人種などを理由に受ける不当な状態を、キャリアパスを阻む“見えない天井”になぞらえた比喩表現であり、その解消を図ることが、ジェンダー平等を実現する上で重要な課題とされている。

サウンドはロンドン出身の音楽プロデューサーのSKYTOPIAが担当。Satellite Youngが追求してきたシンセウェーブと歌謡の要素を受け継ぎつつ、フューチャー・ベースとトラップ、ラップの要素を織り交ぜ現代風にアレンジしている。

SKYTOPIA

カバー・アートワークとアニメーションは、気鋭の映像ディレクター・大平彩華が担当。MVはファミコン時代のギャルゲーをオマージュした作品となっており、女性性を消費する商品を敢えてパロディのネタとし、昇華することでフェミニズムを表現しているという。

このアイデアは、大平のギャルゲーをモチーフにしてみたいという発案をキッカケに、Emiの「媚びない女性が主役のギャルゲーを作ってみよう」という考えが加わり実現したという。映像内には実在するEmiの友人らをモデルにしたキャラクターたちが登場する。

大平彩華



【リリース情報】

Emi Satellite 『Glass Ceiling』
Release Date:2020.10.14 (Wed.)
Label:Emi Satellite
Tracklist:
1. Glass Ceiling

草野絵美 / Emi Satellite オフィシャル・サイト


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