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『D2021』が神宮外苑にて『Demonstration with Ryuichi Sakamoto』を実施


2023.04.21

坂本龍一、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、永井玲衣(哲学研究者)らが中心となって始動したプロジェクト『D2021』が東京・神宮外苑にて4月22日(土)に『Demonstration with Ryuichi Sakamoto』を行う。

震災(Disaster)から10年(Decade)という節目の2021年に活動を開始し、これまでにドキュメンタリー映像『Decade』、トーク番組『Dialogue』、ポッドキャスト『D-Radio』、イベント『D-composition』などの制作を通じて、これまでとこれからの社会のあり方を模索している『D2021』。今回のデモンストレーションは、坂本龍一が死の直前まで訴え続けた神宮外苑の樹々を伐採しないで欲しいという意志を引き継ぎ、行われるもの。

アピールには後藤正文、マヒトゥ・ザ・ピーポー、篠田ミル + 大井一彌、寺尾紗穂、The Sacred Murmurs(ermhoi & Utena Kobayashi)、butaji、蓮沼執太、U-zhaanなどが名を連ねている。

【ステートメント】

ひとりの人間として社会に対し発信を続けた坂本龍一さんの生き方に、
私「たち」もひとりの人間として、意志を引き継ぎます。

「D2021」は、まだ見ぬ理想の社会とは何かを考え、坂本さんと共に
行動してきました。一緒にやってきて気がついたことは、有名なひとりが
発信しても、有名/無名の隔たりない「みんな」で課題を引き受けなければ
社会が変わることは決してないということです。
坂本さんは亡くなる1ヶ月前に、神宮外苑の樹々を伐採しないで欲しいという
趣旨の手紙を東京都知事、新宿区長、港区長、文部科学相、文化庁に宛てて書きました。「目の前の経済的利益のために、先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な
神宮の樹々を犠牲にすべきではありません。これらの樹々はどんな人にも
恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしかすぎません」と。

坂本さんの死をもって集まることに、抵抗がないといえば嘘になります。
でも何もしないで終わることを彼が望まないことも知っています。
天国から「何かしないの?」と急かされている気もします。

社会に対する憂いと愛を持って、彼の姿勢と意志に連なるように、神宮外苑の伐採が予定される樹々の前に集まりましょう。


『Demonstration with Ryuichi Sakamoto』 詳細
日時:2023年4月22日(土)16:00 – 20:00
場所:東京・神宮外苑絵画館前西側通路

[アピール]
後藤正文
マヒトゥ・ザ・ピーポー
篠田ミル + 大井一彌
寺尾紗穂
The Sacred Murmurs(ermhoi & Utena Kobayashi)
butaji
蓮沼執太
いとうせいこう(メッセージ代読)
U-zhaan
COMPUMA
eri
永井玲衣
ロッシェル・カップ
楠本夏花(学生団体Amamo代表)
金平茂紀

……and more

『D2021』 オフィシャル・サイト


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