NEWS

『APPLE VINEGAR』アワード、今年の大賞はMONO NO AWAREとDos Monosが受賞


2025.05.02

音楽賞『APPLE VINEGAR -Music Award-』の今年の大賞作品および特別賞が発表された。

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が設立した本アワードは、新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞。文学界での芥川賞を参考に、デビューアルバムに限らずミュージシャンがそのキャリア初期に発表した作品を評価する仕組みを作り、今後の作品制作をサポートする賞金を贈呈することで、若手ミュージシャンを応援できればという思いを持って2018年にスタートした。また、同時にリスナーが新しい音楽と出会うきっかけとなりたいという願いも込められている。

第8回となる今年の大賞作品は『ザ・ビュッフェ』(MONO NO AWARE) と 『Dos Atomos』(Dos Monos) の2作品に決定。特別賞は井上園子、marucoporoporo、Nikoん、松永拓馬の4作品が選ばれた。

なお、後藤正文、accobin(福岡晃子/イベントスペースOLUYO社長/作詞作曲家/演奏家)、Licaxxx、有泉智子(音楽雑誌『MUSICA』編集長)、mabanua(音楽家/プロデューサー)の5名による選考会のレポート記事もオフィシャルサイトにて掲載されている。

ソロアーティストではなく、バンド/グループが大賞を受賞したのは、同アワード初となる。深く音楽に関わりを持つ選考委員それぞれの視点で、今年もまた作品の魅力やサウンドプロダクション、聴き所などに関して長時間の丁寧なディスカッションが行われた。

■選考会レポート:前半 / 後半 / 大賞・特別賞選考

また、今年も後藤正文本人に加え、同アワードの趣旨に賛同した個人の方、7企業からの協賛金として合計130万の賞金が用意され、協議の結果、大賞のMONO NO AWAREとDos Monosの2組に45万円ずつ、特別賞受賞の井上園子、marucoporoporo、Nikoん、松永拓馬にそれぞれ10万円ずつが贈呈されることに。協賛の内訳はオフィシャルサイトよりご確認を。

APPLE VINEGAR -Music Award- オフィシャルサイト


Spincoaster SNS