MAVEL

Love Song

MAVEL / Love Song
沖縄ヒップホップ・シーンの重要クルー・604の中心人物が放った最新MV。誠実に綴った「愛」、そして強靭な「絆」を感じさせる一曲

沖縄・那覇を拠点に活動するラッパー・MAVEL(マーベル)が新曲「Love Song」のMVを先週公開しました。

MAVELはゆるやかに繋がっているという大所帯ヒップホップ集団・604を牽引する人物のひとり。先日の“SPIN.DISCOVERY Vol.06”にもglitsmotelとして出演してくれた唾奇も籍を置いています。先日、Webマガジン・琉球新報Styleに掲載されたMAVEL、MuKuRoのインタビューではその結成秘話なども語られています。

そんなMAVELはUMB2015沖縄代表、そしてUMB2016九州リベンジ代表としてフリースタイル・バトルでも好成績を誇っており、昨年にはストリートでドロップしていた音源をまとめた配信EP『LackOfMoney』リリースしています。

今回公開されたシンプル極まりないタイトルのこの「Love Song」は、カミングスーンだという新作ミニ・アルバム『Warm』からの先行曲のようです。

6畳の部屋に集まる仲間たちからスタートした604というクルー名通り、仲間・家族・大切な人へ向けたラブソング。ボイス・サンプルが心地よく鳴り響くドリーミーなトラックに、MAVELのハスキー・ボイスの絡みは絶品。決してスキルを見せびらかすことはなく、しっかりとリリックの内容を届けようとする姿勢が伝わってくるようです。

ちなみに、プロデュースは宇都宮のビートメイカー/プロデューサーのyuhei miura。

なお、個人的には新作ミニ・アルバムに昨年MVがドロップされた名曲「足を出して」も収録されることを祈っています。
こちらはクラシック感のあるKNT099のビートに、メロディアスなフックを乗っけたキャッチーかつアンセミックな一曲。

近年大きな注目を集める沖縄のヒップホップ・シーンですが、この盛り上がりも今年は一気に加速するのではないでしょうか。全国的なレベルで、そしてヒップホップ・ファンを超えたより広い層へと届く。このMAVELの新作が、そんな流れのひとつの契機になってくれることを期待しています……!

■MAVEL Twitter:https://twitter.com/mavelakamaveric

Takazumi Hosaka

Curator & Interviewer

Takazumi Hosaka

情報時代の野蛮人です 【影響を受けたアーティスト】 ↑The High-Lows↓ / Sex Pistols / The Strokes