都内を拠点に、シーンを問わずキーボーディストとして、またビートメイカー/プロデューサーとしてもマルチな才能を発揮するKan Sanoが、Music Bar Sessionに登場した。
Kan Sanoは11歳からピアノと作曲を独学で学び、16歳よりピアニストとして活動開始。高校卒業後に渡米し、バークリー音楽大学在学中に自らのバンドで“Monterey Jazz Festival”などへ出演を果たす。また、Chara、Twigyほか国内外の作品に多数参加し、2011年には『Fantastic Farewell』でソロ・アルバム・デビュー。2016年には青葉市子とのプロジェクトもスタートし、同年には七尾旅人、Michael Kanekoらを迎え、自身のボーカル曲も多数収録した3rdアルバム『k is s』でも高い評価を獲得した。
その後も様々なアーティストのプロデュース、リミックス、コラボ制作も行いながら、是枝裕和監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務める映画『十年 Ten Years Japan』のエンディング・テーマやテレビ・ドラマ『僕たちがやりました』『dele』などの音楽も手がけ、多方面で活躍している。
さらに、Tom Mischが選曲しているSpotifyプレイリスト「real good shit」にも日本のアーティストで唯一選ばれており、世界の第一線で活躍するアーティストにもその才能を認められている。
今回のMusic Bar Sessionでは、現在制作中だというニュー・アルバムからの第一弾シングル「DT pt.2」を演奏。
フェンダー・ローズ・ピアノやシンセサイザーはもちろん、ギター、ベース、ドラム、トランペットを全てひとりで演奏しており、複数の楽器を自在に操るフランスのビートメイカー、FKJをも彷彿させられるパフォーマンス映像となっている。特に終盤のシンセで畳み掛ける展開は圧巻なので、ぜひとも注目してご覧頂きたい。
Text by RINJUN
【リリース情報】
Kan Sano 『DT pt.2』
Release Date:2018.12.05 (Wed.)
Label:origami PRODUCTIONS
Tracklist:
1. DT pt.2
【TOKYO SOUNDSとは】
“新しい音楽シーンをつくる”ことを目的として、国内外の新鋭MUSICを発信する音楽メディアSpincoasterと、様々な領域のアート・ディレクション/デザインを手がけるMIRRORのタッグで設立したプロジェクト。
TOKYO SOUNDSはSpincoasterとMIRRORのこれまでの活動による表現者とのネットワーク、キュレーション力、メディア力を活かし、以下の3つの機能を有している。
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①楽曲や映像、アートワークなどのオリジナル・コンテンツを制作する
『クリエイティブ・プロダクション』
②SpincoasterのWEBメディアやYouTubeチャンネル、instagramを活用し音楽を発信する
『メディア・プロモーション』
③アーティストやクリエイターの活躍の幅を広げるサポートを行う
『エージェンシー』
※提携パートナー(ミュージシャン、レーベル、映像クリエイター、映像監督、フォトグラファー、ダンサー)を募集中
応募フォーム:https://tokyosounds.com/contact/
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※撮影の様子など貴重な映像はインスタストーリーで公開