Interview

Circa Waves

先日ついにサマーソニックで来日を果たしたCirca Wavesにインタビューを敢行

結成するなり1年で「今惑星で最もホットなバンド」とNMEやBBC Radioをはじめとする各メディアに絶賛されているサーカ・ウェーヴス(Circa Waves)が遂にサマーソニックで初来日をした。ライブでは初来日にも関わらず、若さ溢れるエネルギッシュで疾走感あるギターロックなパフォーマンスを披露して、観客を熱狂させた。あっという間に成功への階段を駆け上る彼らはまさにミュージシャンのドリームを体現している。さて、今回、ヴォーカルのKieran ShudallとギターのJoe Falconerにインタビューをした。自分たちの音楽に対する信念を語る彼らの姿からは、未来のあるバンドだと感じた。

Circa Waves Interview

(by aoi)

ーサマーソニックであなたたちのライブを見てきました。とても激しい演奏スタイルで、ロックなライブであったと思いました。ライブで意識していることはありますか?

Kieran Shudall(vo./g.):そうだね、ライブでは僕たちとオーディエンスの人々の気持ちが交差できれば良いと思っているんだ。見に来てくれる人たちのエネルギーを僕らも感じ取って、それが原動力となって僕らもパフォーマンスといて表現しているんだ。

Joe Falconer(g.):演奏することで人々と同じ気持ちになれるんだよね。オーディエンスと一体化することがとても重要だと思う。

ーサマーソニックでは何か他のアーティスト見れましたか?

Kieran:メトロノミーを見たよ。素晴らしかった。

Joe:サマーソニックで感じたのだけれど、日本のオーディエンスは素晴らしいね。ベストだと思う。

ー日本とイギリスのファンの違いは?

Kieran:うーん、たくさんあるよね!全然違うと思う。

ジョー:日本のファンの方が音楽を聴いている感じがするよね。彼らは完全に音楽を聴くことに集中していて、アーティストに敬意を払っている。それって最高だと思うんだ!日本のファンは大好きだよ。

ーまずは基本的な質問ですが、サーカ・ウェーブスのバンド名前の由来は何でしょうか。

Kieran:その答えはとてもシンプルだよ。ただ単に、クールなバンド名を付けたいと思ってたというだけなんだ。それに波(waves)か好きだし、バンドのコンセプトと合うと思ったんだ。

ーあなたたちはリヴァプール出身ですよね。ビートルズの出身地であり、様々な偉大なバンドを輩出している地ですが、やはりロックを聴いて育ってきたのですか?

Kieran:もちろん、そうだね。音楽を聴き始めたティーンエイジャーのころはやっぱりロックを聴いてたよ。もし君がリヴァプール生まれだとしたら、ビートルズであったり、ロックを聴いて育つのは当たり前だよね(笑)。やっぱりビートルズは素晴らしいバンドで好きだよ。でも僕はどちらかというとアコースティック系のミュージシャンを良く聴いてたな。

Joe:僕はリヴァプール出身ではないんだけれど、やはりロックを聴いて育ったよ。僕の両親がロックファンなんだ。ティーンエイジャーの時って、みんな今まで聴いていたものを聴くのをやめて新しいものを聴くようになるよね。僕もそうだね。ティーンのころ、初めてレディングフェスティバルに参加して衝撃を受けたよ。それが僕の音楽の趣味を変えるきっかけとなったね。

ーリヴァプールのサウンド・シティで出会ったのがきっかけでバンドを結成したんですよね?どういう風に出会ったのでしょう?

Joe:リヴァプールは小さな町だから、出会った人と知り合いの知り合いだった、って言う話はざらでさ、僕たちもそういう感じだったんだ。僕は、別のバンドでそのフェスにでていて、Kieranはそこで働いてたんだ。で話して、彼がいくつか曲を書いているっていうから実際聴かせてもらって、気に入ったからバンドを結成することになったんだ。

Kieran:これは去年のサウンド・シティの話だね。それから夏に結成したから、まだ1年しか経ってないんだ!

ー結成してあっという間に人気になり、大物バンドの前座をしたり、ついに日本にまで来てしまったわけですが、この自分たちの激しい環境の変化に関してはどう思っていますか?

Kieran :イギリスのミュージシャンにとって日本だったりアメリカだったりでプレイできるというのはとても大きな夢で、僕たちは1年でそれが叶ってしまったんだ。だからとても素晴らしいことだね。僕たちは自分の好きなことしかやっていなかったのに。

 ー有名になる条件は何だと思います?

Kieran:運とタイミング、そして実力かな。

Joe:僕も運は大事だと思う。いろいろなバンドを見てきたけど、無名なのに素晴らしいバンドっていっぱいイギリスには存在するんだ。でも全然売れない。運がなければ有名にはなれないと思う。でももし、才能がなければ、運があって売れたとしても長続きしないと思うよ。その点、僕らはとても幸運だと思う。

ーEPのアートワークはあなたたちの疾走感のあるサウンドを体現しているようですね。このジャケットのコンセプトは何でしょうか?

Kieran:これは君の言うように曲の疾走感を表現しているんだ。バックに海があって、3人の男性が走っているっていう、ね。50sのビーチっぽい雰囲気にしたかったんだ。

Joe :これはコラージュだよ。様々なイメージをいろいろ集めて、切り貼りすることで、1つのアートワークにしたんだ。ジャムるみたいにね。

20e00a18d66fc7fc02de01e2f71e5e57ae74205c

ーサーカ・ウェーブスのサウンドは今時のギターロックっぽいですよね。実際にどのようなバンドから影響を受けてきたんでしょう?

Kieran:そうだね、最近のバンドを良く聴いているよ。例えば、アーケド・ファイアとかだね。最近の10年ぐらいの音楽を聴いているね。ハイ・エナジーな音楽を聴いているんだ。

ー「Get Away」は何についての歌でしょう?

Kieran:これは平凡な生活を送ることに怯えているという歌なんだ。そして現実から逃げたい(=Get Away)という意味も含んでいる。でも、歌詞はいろいろな解釈ができるように抽象的に書いているんだ。

ー確かに、キャッチーなメロディーに乗ったシンガロングしやすいフレーズのなのに意味深な歌詞が多いように思います。どのようにして歌詞を書いているのでしょう?

Kieran:アコギで弾きながら歌詞を書いているよ。メロディーを作りながら歌詞も考えるんだ。時間は曲によって違うね。1曲に10分しかかからないときもあれば、1週間かかる時もあるんだ。いつもメロディーが生まれてから歌詞ができるから、自然とリズムの良い歌詞になるんだろうね。

ー「Stuck In My Teeth」のミュージックビデオがかわいらしくて好きです。黒子が演奏するあなたたちの影を演じていたり、時計やロウソクなどのカラフルなオブジェができますよね。

Kieran:これは監督をしてくれたAbby Stephensのアイディアだよ。 1日がかりで撮ったんだ。長い1日だったよ。

Joe:1テイクで撮らなきゃいけなくてさ!朝6時くらいにリハーサル始めてさ、夕方までかかったよ。カメラの動き方とかいろいろ打ち合わせてたらすごく時間かかって。しかも冬で超寒くてさ!震えてたよ。あと用意してくれたスナックが最悪で、その中でもチョコレートがまずかったんだ(笑)!大変な1日だったけど、とても楽しんだよ。でも、この影のアイディアは面白いよね?特に日本人は影好きだよね(笑)。

ーデビューアルバムのアイディアはすでにありますか?

Kieran:すでにロンドンでレコーディングしたよ。プロデューサーはDan Grechだよ。もうすぐアルバムをだすから楽しみにしていてね!

ー最近お気に入りのバンドはいますか?

Kieran:同郷出身のSpring Kingというガレージバンドがいいね。

Joe:でも最近はアメリカのバンドが良い感じだよね。今イギリスもアメリカもギターミュージックがまた流行ってきているね。だからとてもわくわくしてるね・

Kieran:あとはHoney Bloodとか。彼女たちは2人組の女の子のバンドだよ。Gengahrもおすすめだね。それとサマーソニックで来日していたチャイルドフッドも良いね。

ー日本のバンドにも興味があったり?

Joe:コーネリアス好きだよ。あとボー・ニンゲンはイギリスで今熱いね。

ー最後に日本のファンに一言お願いします!

Kieran:サマーソニックのライブは自分たちの人生でベストなライブだったよ!ありがとう!またすぐ日本に来るね!

IMG_3946

 

Spincoaster

Spincoaster

Spincoaster(スピンコースター)は、独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介する音楽情報メディアです。