2014年に開催したSpincoaster主催イベント、“SPIN.DISCOVERY Vol.2”にも出演したNY・ブルックリンを拠点に活動するインディ・ポップ・バンド、Hey Anna。2015年『Run Koko』のリリース以降目立った活動はなかった彼女らだが、この度およそ3年ぶりに新曲「Garage Queen」を公開した。
この空白の3年間のうちにギターのJamieの脱退やベース・Katieが車の事故に逢うなど、決して順調な道のりとは言えなかったという。しかし、それらの不幸を乗り越えて制作されたこの曲は、疾走感あるドリーミーなポップ・ソングに仕上がっている。歪んだギターのイントロから始まり、キラキラしたシンセサイザーと囁くような美しいボーカルが重なっていき、果てしなく続く甘い夢の世界へ……! 彼女たちのノスタルジーを感じさせる音楽性は健在だ。
本楽曲は、聴く者にアクションを取るためのバンドからのメッセージでもある。彼女たちはこの曲についてこう述べている。「あなたが抱いているものを自由に設定して、それを遅すぎる前に光の中に持ち込もう。そしてあなた自身の小説を公開して。どの様に感じるかを教えて、それから曲をリリースしよう」