US・ペンシルベニア出身のポップ・パンク・バンド、Grayscaleが5月5日(金)に〈Fearless Records〉より2ndアルバム『Adornment』をリリースしました。そんな現行ポップ・パンク・シーンの注目作となる本作から、今回は「Come Undone (feat. Patty Walters)」をご紹介。
UK・ブライトン出身のポップ・パンク・バンドであり、レーベル・メイトでもあるAs It IsのVo.Patty Waltersをゲスト・ボーカルとして迎えた同曲は、ソリッドなディストーション・ギターに加えてポップネスと哀愁感を共存させたグッド・メロディーが光る一曲。The Starting Lineを彷彿とさせるちょっぴり切ないリリックが際立つポップ・パンク・ソングですが、1分15秒辺りのサビ終わりの部分や終盤の展開からは現行ポップ・パンクらしさが垣間見えます。
また、Pattyをゲスト・ボーカル迎えているということもあり、どうしてもAs It Isの名曲「Dial Tones」が頭に浮かんできてしまいますが、それは彼ららしいポップ・センスと90sエモからの影響を感じさせるメロディーを上手くブレンドさせているとも言えるでしょう。
こちらは先行して公開されていた「Atlantic」のMV。彼ららしいポップ・センスと随所に散りばめられたアルペジオ・ギターが秀逸です。
今作はAs It Isの他にもReal Friends、Mayday Paradeが所属することでも知られる〈Fearless Records〉へ移籍しての意欲作。理想的なステップアップを果たすと共にAs It IsのUSツアーへの帯同も決定し、さらなる飛躍が期待されるところ。良質なパンク・バンドを数多く輩出しているペンシルベニアという土地で鍛えられた彼らの新作、要チェックです。
【リリース情報】
Grayscale 『Adornment』
Release Date:2017.05.05 (Fri.)
Label:Fearless Records
Tracklist:
1.Let It Rain
2.Come Undone
3.Slipping Away
4Atlantic
5.Forever Yours
6.Beautiful Things
7.Mum
8.Fever Dream
9.Echoes (Carry On)
10.Slept
11.If I Ever See You Again