英ロンドン出身シンガーソングライター、Flo Morrissey(フロー・モリッシー)と、米バージニア出身プロデューサー&シンガーソングライターのMatthew E.White(マシュー・E・ホワイト)がコラボ!
1月13日に〈Glassnote〉からリリースされたカバー・アルバム『Gentlewoman, Ruby Man』より、Frank Oceanの名曲カバーををご紹介。
シンプルな表拍の原曲に対して、裏拍を取り続けるベースと表でリズムを刻むドラムが気持ちいいカバーに。語るように歌うMatthewから、サビで重ねられたFloの歌声が原曲を想起させるような哀愁を誘っています。
また、彼らはルックスの雰囲気の相性も良く、ソウルフルでポップ、かつメランコリーなサウンドをベースに持つ両者ならではの、中間点を上手くついたカバーになっています。
ちなみにこの原曲は聴いた当時の衝撃を未だに覚えているのですが、何回聴いてもメロディの泣きの強度が衰えず、「泣き止まないメロディ」とはこれのことかと思わず造語で語ってしまうほどの力がある楽曲だと思います。
また、今回のカバー・アルバムにはThe Velvet Underground、Leonard Cohen、James Blake、Little Wingsなどのカバーを収録。全体を通して抜けのあるバンド・サウンドと、両者のボーカルが気持ちいいポジティブなバイブスに溢れた作品に。ペーパードライバーなのに、車でこの作品をかけながら静かな田園都市をドライブする妄想を掻き立てられてしまいました。
■『Gentlewoman, Ruby Man』 オフィシャル・サイト
■『Gentlewoman, Ruby Man』 Instagram
Flo Morrissey and Matthew E. White 『Gentlewoman, Ruby Man』
Release Date:2017.01.13 (Fri.)
Label:Glassnote/Hostess
Tracklist:
1.Look at What the Light
2.Thinking Bout You
3.Looking for You
4.Colour of Anything
5.Everyone Loves the Sunshine
6.Grease
7.Suzanne
8.Sunday Morning
9.Heaven Can Wait
10.Govindam