NEW MUSIC

Cut Copy / Airborne


久方ぶりに公開された新曲は、これまでのカラーを保ちつつも同時に新たな側面もみせる意欲的な一曲に!

2017.07.08

オーストラリアの4人組シンセ・ポップ・バンド、Cut Copyが待望の新曲「Airborne」を公開しました。

2013年にリリースした4thアルバム『Free Your Mind』以降アルバムのリリースはないものの、翌2014年には地元メルボルンのダンス・ミュージック・カルチャーへオマージュを捧げたDJミックス(コンピレーション)『Oceans Apart』を、そして2015年にはDJツアーの開催に先行してミックステープ『Forest Through the Trees』を、2016年には一転してアンビエントなカセット作品『January Tape』をリリース。さらにはメンバーのBen Browningが2015年にソロ・アルバム『Turns』をリリースするなど、実は活発な活動ぶりを維持してきたCut Copy。

そんあ彼らが遂に満を持して放つ新曲「Airborne」は、ニューウェーヴィーなメロディ・ラインとぶっといベース・ライン、そして浮遊感溢れるシンセが引っ張る、Cut Copy節全開な一曲。しかし、随所に差し込まれるファンキーなカッティング・ギターやピッチをイジった声ネタ使いなどは新鮮な表情をみせてくれもします。


(※2017.07.21 UPDATE:MVが公開されたので差し替え、追記)

ボーカルのDan Whitford曰く、本MVはバルセロナで3日間に渡って撮影され、走るトラックの上でピアノを弾くシーンもあり、一生の一度体験になったとのこと。(Via.Stereogum

今夏地元オーストラリアからツアーが始まるようですが、果たして新作のアナウンスはあるのか。引き続き続報を待ちたいと思います。
なお、同曲のアコースティックVer.として、シンプルにピアノのみで演奏している映像も公開されております。どこかCalvin Harrisの「Slide」の制作過程を捉えた映像ともシンクロしますね。


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