〈Future Classic〉所属の豪DJ/プロデューサーにして、00年代後半にかけてのエレクトロ〜クロスオーヴァー・シーンの代表的存在でもあったVan Sheのシンセ兼ギタリストであるMichael Di Francescoのソロ名義、Touch Sensitive(タッチ・センシティヴ)が久方ぶりの新曲を、これまたシレッとリリースしております。
1stシングル「Pizza Guy」は2013年、そして次のリリースは2014年末にリリースされた〈Future Classic〉のコンピ収録の「Teen Idols」。今回の新曲はそこからなんと4年ぶりとなる単独シングル。マイペースなところがなんともオーストラリアらしい……というのは偏見でしょうか。
瑞々しいピアノ・リフとスペイシーなボーカルを軸としたBPM110前後のニュー・ディスコなナンバーですが、そのシンセの音色や空間的な響きを湛えたサウンド・プロダクションは、昨今のネット上を中心としたFuture Bass、Future Houseなども通過したセンスを感じさせます。
果たして、次の新曲は一体何年後になるのでしょうか。この極上のダンス・チューンを流しつつ、横になりながら(=Lay Down)気長に待つことにしましょう……!