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Best Tracks Of 2018 / RINJUN


キュレーター&ファウンダー、RINJUNの2018年ベスト・トラック!

2018.12.28

今年はTOKYO SOUNDSという映像を中心としたプロジェクトを立ち上げたこともあり、音楽だけでなく映像としての作品性にも注目して音楽を掘る一年となりました。このランキングの映像にも注目して聴いてもらいたいです。


  5. MIRRROR / U By My Side

今年デビューしたばかりの日系アメリカ人ユニット、MIRRROR。彼らの才能に惚れ込んで、最近では自分も少しお手伝いさせてもらっています。現時点では、山田健人がMV監督を務めた一曲のみのリリースですが、来年早々にはデビューEPをリリースする予定ですので、2019年の彼らの活動に注目して頂きたいです。

  4. King Princess / 1950

20歳のSSW/プロデューサーのKing Princess。この曲ではゲイやレズビアンが一般的に受け入れられていなかった時代である50年代の恋について歌っています。リリックに関してはGeniusのYouTubeチャンネルで本人が語っているので是非観て頂きたいです。

  3. Billie Eilish / hostage

世界中からティーンを中心に絶大なる人気を誇るLA在住の17歳。サマソニを含め、今年は3度彼女のライブを目にする機会があったのですが、その中でも教会で行われたライブは格別で、一生の頭の中に刻まれるものとなりました。

  2. Sigrid / Raw

ノルウェー出身、22歳の若きSSW。この映像は、MVのようなカットではあるのですが、楽曲名が「Raw(生)」ということもあり、現場の彼女の生歌とオケをミックスしたものが収録されており、彼女の魅力が存分に楽しむことができます。

  1. The Blaze / Heaven

映像面でも高い評価を獲得する、フランス出身の従兄弟同士からなるマルチ・クリエイター・デュオ。Spotifyの今年自分が最も聴いたアーティストになっていたのもあり、このランキングでも一位にさせて頂きました。“Coachella”での彼らのパフォーマンスも素晴らしかったので、2019年には来日も実現して欲しいです。

  Comment

冒頭にも書いたように、今年はTOKYO SOUNDSという映像を中心とした新たなプロジェクトを立ち上げました。海外ではNPR(Tiny Desk Consert)、KEXP、BBC Musicなどのラジオ局が積極的に映像で音楽を発信し、Vevo DSCVR、COLORSなどの映像メディアの勢いもどんどん加速しています。2020年の5G時代には、日本でも今以上に映像が音楽情報の伝達手段としての多くを占めていくのは間違いないと思います。Spincoasterは、WEB、動画、アプリ、ミュージック・バーと様々な切り口で音楽情報を発信しているのが強みだと思いますので、これらをしっかりと伸ばしてSpincoasterを日本を代表する音楽メディアに成長させていきたいです。

また、今年は例年よりも多く、世界3箇所の音楽フェスに行って、世界基準のステージングや演出を目の当たりにしたことで、これまでよりさらに広い視野で物事をみれるようになったように思います。国内のアーティストを海外に進出させるところにも2019年は挑戦していきたいです。

  番外編マイ・ベスト

「ベスト・ライブ」

1. Daniel Caesar @ Coachella
2. Billie Eilish @ SXSW
3. Kali Uchis x Tyler, The Creator @ Coachella
4. Nao @ THE GREAT ESCAPE
5. Jorja Smith @ Coachella
6. Common x Robert Glasper x Karriem Riggins @ SXSW
7. Junoflo @ SXSW
8. St. Vinsent @ Coachella
9. Rex Orange County @ Summer Sonic
10. Floating Points x Four Tet @ Rainbow Disco Club

国内アーティストも、今年は例年以上にたくさんのライブを観させて頂いたのですが、宇多田ヒカル、MALIYA、TOKYO CRITTERSのライブ・パフォーマンスが特に心に残りました。


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