Oneohtrix Point Never(以下:OPN)が先日5月25日(金)に日本先行でリリースすることを発表した最新アルバム『Age Of』の詳細が発表。合わせて新曲「Black Snow」のMVが公開された。
本作にはJames Blakeがアルバム全体のミックスを担当しているほか、3曲でキーボードを演奏、さらにANOHNIがボーカルで参加していることが明らかに。(OPNはANOHNIの最新アルバム『Hopelessness』でHudson Mohawke共にプロデューサーを務めている)。他にも、Laurel HaloやRachad Becker、日野浩志郎らとのコラボレーションでも知られる気鋭パーカッショニスト、Eli Keszler、KelelaやBlood Orange、Father John Misty作品への参加でも知られるシンガーにしてチェリストのKelsey Lu、ノイズ・アーティストのPrurientらが参加。なお、OPN名義の作品に他アーティストがゲスト参加するのは今回が初のこととなる。詳細なクレジットの確認はこちらから。
ミックスを依頼したJames Blakeについて、Daniel Lopatinは次のように語っている。
【Daniel Lopatin コメント】
Jamesと上手く仕事ができたのは、ミキシングに必要なのは技術的なことじゃなくて、いいアレンジだという点で同意していたことにあると思う。正しいサウンドが並び合っていればミックスも簡単だ。でも間違った音が並んでクレイジーな場合は、技術に頼らざるを得なくなってくる。スタジオでの判断基準はすべてどうアレンジするべきか、だった。音楽的な視点でのミックス作業で、それこそ僕が必要としているものだった。とても彼が助けてくれたことに満足してるよ。Jamesはノッてくるとキーボードも演奏してた。
さらに、同時に公開された新曲「Black Snow」のMVは、Daniel Lopatin本人が監督を務めている。
本楽曲の歌詞は、イギリス出身の哲学者・著述家であるNick Land、そして彼が設立に携わり、90年代に活動した「サイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit)」にインスパイアされてとのことで、我々人間が、いかに混乱に向かうことを運命づけられているかということを突きつける一曲となっている。
なお、OPNは9月に一夜限りの東京公演(Shibuya O-EAST)を開催することも決定している。チケットは、各プレイガイドにて現在発売中。
【リリース情報】
Oneohtrix Point Never 『Age Of』
Release Date:2018.05.25 (Fri.)
Label:Warp Records / Beat Records
[CD] BRC-570 ¥2,200 + Tax
[CD+Tシャツ] BRC-570T ¥5,500 + Tax
Tracklist:
01 Age Of
02 Babylon
03 Manifold
04 The Station
05 Toys 2
06 Black Snow
07 myriad.industries
08 Warning
09 We’ll Take It
10 Same
11 RayCats
12 Still Stuff That Doesn’t Happen
13 Last Known Image of a Song
14 Trance 1 (Bonus Track for Japan)
■リリース詳細:http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9576
【イベント情報】
ONEOHTRIX POINT NEVER
日時:2018年9月12日(水) OPEN 19:00 / START 19:30
会場:O-EAST
料金:前売¥6,000(税込/別途1ドリンク代)
※未就学児童入場不可
・チケット
一般発売日:4月21日(土)
イープラス [http://eplus.jp]
チケットぴあ 0570-02-9999 [http://t.pia.jp/]
ローソンチケット (Lコード:72937) 0570-084-003 [http://l-tike.com]
BEATINK [www.beatink.com]
[企画・制作]
BEATINK 03-5768-1277 www.beatink.com
■イベント詳細:https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9577