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STUTSが『虎ノ門広告祭』公式アンセムを制作 坂本龍一の広告音楽をサンプリング


2025.10.15

STUTSが国内最大規模の広告クリエイティブフェスティバル『虎ノ門広告祭』の公式アンセムを制作した。

10月17日(金)から24日(金)の8日間にわたり、東京・虎ノ門ヒルズのTOKYO NODEにて開催される本イベント。楽曲制作のテーマは「過去の名作CM曲から、新しい広告祭の音楽をつくる」というもの。その構想を具現化したのは、坂本龍一とSTUTSという2組のアーティスト。

坂本龍一は、デビュー前の時期からCM音楽の制作を手がけていたことで知られている。1977年「丸井のメガネ」をはじめとした数多くの広告音楽を手がけ、やがては出演者としても登場する。今回は『虎ノ門広告祭』の趣旨に賛同したことから、坂本龍一が過去に手がけた広告音楽をサンプリングする許可も得ることができたという。

そしてSTUTSもまたプロデューサー/トラックメーカーとして活躍する一方で、2025年のポカリスエットにCM曲“99 Steps (feat. Kohjiya, Hana Hope)”を提供し大きな話題を呼ぶなど、現代の広告音楽に取り組むアーティストのひとり。

今回、そんな両者の時代を超えるコラボレーションが実現。SEIKOのCM曲として生まれた“Behind the Mask”の原曲、PARCOのフェイ・ダナウェイ(Faye Dunaway)シリーズの名CM曲から、協和発酵サントネージュワイン、NTTハウディ、“energy flow”、“Asience”、そして六本木ヒルズの“The Land Song”まで。ひとつの曲の中に、いくつもの時代の響きが重なり合いながらも、STUTSらしい再解釈によって全く新しい印象を持つアンセムが誕生したとのこと。

本楽曲は『虎ノ門広告祭』オープニングでの初お披露目を皮切りに、イベント会期中の全セッションにて聴くことができる。また、同広告祭の10月20日(月)10:00〜12:00の特別セッションにSTUTSの登壇も決定。今回のアンセム制作の背景や秘話がSTUTS本人の口から語られるという。

さらに、10月18日(土)16:00〜17:30には『坂本龍一の広告音楽』と題したセッションも行われる。坂本龍一の45年にも及ぶ広告音楽の名曲を一挙に振り返る貴重な機会となる。

なお、本楽曲の今後のリリース予定は未定とのこと。まずは会場となる虎ノ門ヒルズ TOKYO NODEにて、その「時代の響き」を体感してほしい。


【イベント情報】

『虎ノ門広告祭』
開催期間:2025年10月17日(金)~24日(金)10:00~22:00
※10月18日(土)は22:00~24:00で一夜限りの30歳以下限定イベント開催

会場:東京 TOKYO NODE
主催:虎ノ門広告祭実行委員会
会場協力:森ビル・TOKYO NODE

虎ノ門広告祭 チケットサイト

虎ノ門広告祭 特設サイト


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