韓国と日本の電子音楽をつなぐパーティ『umm edition』が東京・恵比寿TimeOut Cafe & Dinnerにて11月17日(日)に開催される。
今年3月より始動し、初回には韓国・ソウルより新鋭電子音楽家・Kim Doeonを招聘し話題を呼んだ『umm edition』。第2弾となる今回は、ソウルの電子音楽シーンの注目アーティスト、HWI、Mount XLR、Wonaを迎え、日本のアーティストと交感を結ぶスペシャルな夜を目指すという。
HWIは自身の声を音として捉え、幻想的なエレクトロ・ミュージックに昇華する電子音楽家/プロデューサー。マルチアーティストであるイ・ラン(Lang Lee)や、Silica Gelのボーカル・キム・ハンジュ(Kim Hanjoo)などを自身の楽曲に迎えるなど、作品をリリースする度に話題を呼んでいる。声と身体を用いて現代美術的アプローチで行うというライブパフォーマンスに注目を。
ダブテクノ、トリップホップなどを基盤にプレイするWonaは、現行ソウルのアンダーグランドにて、IDM的シーンのキーパーソンとなっているひとり。アルバム『Happy Trippy Creepy』の収録曲を含む12インチシングルにはリミキサーとして食品まつり a.k.a foodmanも参加。日本でのライブパフォーマンスは今回が初となる。その黒く深い音に酔いしれたい。
韓国を代表するR&Bシンガー・Crushをフィーチャした“900 Wasps”やaespaのリミキシーズへの参加などで国内外にその名を広く知らしめたMount XLRは、James Blakeが在籍していたロンドンのゴールドスミス大学(Goldsmiths)で音楽を学び、現在はソウルをベースに活動を展開している。UKベース〜UKガラージ、フットワークやアシッドテクノなど、妖艶なサウンドをミックスし独自のサウンドを確立している。本イベントではDJプレイを披露する。
日本からはnoripiとピアノ男によるユニット・RYOKO2000、No Busesのフロントマンとしても知られるCwondoと電子音楽家・uku kasaiによる新ユニット・Oniがライブアクトとして出演。DJにはハウス〜テクノ、ベースミュージックまで太く繋ぎ、国内外問わず注目を集めるANiIIIIiiiKii、『umm edition vol. 1』にも出演し、薄いベールを纏うようなアンビエント〜エレクトロ中心のDJプレイが美しく印象的だった、ミツメのボーカルで音楽家の川辺素がラインナップ。
日本と韓国、それぞれのフィールドで表現を行う彼ら/彼女らのサウンドに深く没入できる一夜となりそうだ。
【イベント情報】
『umm edition』
日時:2024年11月17日(日)OPEN & START 17:00
会場:東京・恵比寿 TimeOut Cafe & Dinner
料金:¥2,500(+2drink)
[LIVE]
HWI
Wona
Oni
RYOKO2000
[DJ]
Mount XLR
ANiIIIIiiiKii
川辺素
supported by Pontaパス
制作/企画:内畑美里
問い合わせ:TimeOut Cafe & Dinner