久しぶりの投稿ということもあり、これまで紹介するタイミングを逃していたバンド・Lucky Kilimanjaroを紹介。
Lucky Kilimanjaroは東京都内を中心に活動するバンドで、ギター&ベース&ツインドラム&ツインキーボード(1人はボーカルと兼任)の6人編成。まずは彼らのキラーチューン「Call Me Baby」を。
一聴するとアーバンで海外バンドともリンクするサウンドだとわかるし、現行のインディーシーンではORLANDやgive me walletsに近いのかなと思ったけど、聴けば聴くほど初期のサカナクションに近い音触りや譜割りだということにも気づいた。なによりサビがキャッチーでついつい何度も聴いてしまうし、最近見つけたこの手のバンドのなかでは純粋に音楽を楽しんでいる感じがして、見ていて笑顔がこぼれてしまう。
彼らの周辺には非常に良質なポップミュージックを提供しているバンドが多く、直近でもnever young beachやペンネンネンネンネン・ネネムズが出演する『スプートニクvol.2』(3/1)や、DATS、The Chimney Sweeper、阿佐ヶ谷ロマンティクスと共演する『DANCE DANCE DANCE?』(3/16)、Tenkiame、ラッキーオールドサンなどと対バンする『yo asa present.【fennel by yo asa】』(3/23)など、ラインアップを見るとやはりここにシーンが出来ていると感じるし、これからもっとそれぞれのバンドが力を付けて拡大していく様子が目に見てとれる。(上記に挙げた3つのライブ、いずれもnever young beachと共演していて笑ったというのは余談です)
何が言いたいかというと、この界隈はまとめて来るのでしっかりチェックしておいたほうがいいのでは! ということと、上記のイベントにはぜひ足を運んでほしい! ということですね。
(Text by Takumi Nakamura)