東京・恵比寿LIQUIDROOMとアーティストによるこの2020年を刻むドネーションTシャツ・シリーズに、新たにサカナクションが参加した。
世界中の音楽施設と同様に、新型コロナ・ウイルス感染拡大防止の協力のため、全公演の自粛を余儀なくされているLIQUIDROOM。この惨禍が過ぎ去った後に、再びこの場所で最高の音楽をともにする日を願ってスタートさせたプロジェクト『We will meet again』の一環として、電気グルーヴ、坂本慎太郎、THA BLUE HERBといったLIQUIDROOMとも縁が深いアーティストとメッセージ入りTシャツをリリースしている。
第4弾としてバンド本体のライヴはもちろん、ここ数年は複合カルチャー・イベント『NF』をLIQUIDROOMにて開催してきたサカナクションが登場。彼らの代表曲のひとつとも言えるシングル「新宝島」のカップリングであり、そして最新アルバム『834.194』にも収録された楽曲「「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」」がモチーフとなっている。予約販売方法など詳細は特設ページからご確認を。
なお、今後も様々なアーティストによるメッセージTシャツが登場する予定とのこと。
【LIQUIDROOM コメント】
We will meet again
LIQUIDROOM 2020
音楽、そしてライブを愛するすべてのみなさまへ
-再会できる未来のために-
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、世界中の人々が、いまだかつてない経験を強いられていることと思います。
これまでアーティストたちの表現の場として活用していただいたLIQUIDROOMも深刻な問題に直面し、出口の見えない日々に不安を感じています。
LIQUIDROOMは様々なカルチャーがひしめき合う新宿歌舞伎町でスタートし、恵比寿に移転して以来25年間、たくさんのアーティストの方々、ファンのみなさまと、かけがえのない瞬間・空間・時間を共有させていただきました。これはアーティストやそれを支えるスタッフ、そしてなにより音楽ファンのみなさまと作り上げてきた、一言では語り尽くせないたくさんの思いが込められた場所です。
本来、こんな不安定な状況であれば、LIQUIDROOMは音楽で、みなさまの不安な気持ちを率先して解消させたいところですが現状それもかないません。
しかし、今後、どんな険しい道が待ち受けているのか計りかねませんが、後ろは振り向かないことにいたしました。
すでに温かいお言葉やご支援の声をいただいく機会もありましたが、この惨禍が過ぎ去った後に、ふたたびこの場で最高の音楽とともに分かち合える瞬間を願い、今、みなさまのご協力をお願いしたいです。
アーティストの方々にもご協力をいただき、決して忘れられることができないであろう2020年をライブではなく言葉でTシャツに刻んでいただきました。
いつか笑って、あの時は…なんて話せる日を願って。
LIQUIDROOM