2014年、ますます盛り上がりをみせるインディR&Bブームに新しい風を吹き込むのは、プロデューサーとしても高い評価を得ている気鋭のシンガー・ソングライター、SOHN(ソン)。
インタヴューの方では、Michael JacksonやNicolas Jaarなどの名前を挙げながら自身の作る音楽について語っていたが、Rootscoasterでは、よりエッセンシャルなルーツを語ってもらった。(Written by Hiromi Matsubara)
1.Björk / Hyperballad
この曲は、“ルーティンを行って、他の人と適切に付き合うために余計なものを頭の中から取り除く”ということについての曲だから、大好きなんだ。僕はこの曲にとても共感しているよ。
2.Paul Simon / Long, Long Day
僕はポール・サイモンのソングライティングと、彼の言葉遣いが大好きなんだ。彼のストーリーテリングは、僕が知っている他のどのソングライターよりも良いね。
3.Radiohead / Everything In It’s Right Place
この曲のすべてを要約している、オープニングのシンセサイザーのフレーズが大好きなんだ。この曲のサウンドは、僕が好きなエレクトロニック・ミュージックのすべてだよ。
SOHN
ロンドン出身のシンガー/エレクトロニック・プロデューサー。13年に英名門レーベル<4AD>と契約し、 現在はオーストリアの首都ウィーンを拠点 に活動。12年、サウンドクラウドで楽曲を発表すると、世界中のメディアやブログで高く評価された。アルバム・デビュー前からラナ・デル・レイ、ディスク ロージャー、Rhye(ライ)、エンジェル・ヘイズなど人気アーティストのリミックスを手掛け、さらにBBCサウンド・オブ2014にノミネートされた BANKSや今注目を浴びているKwabsの楽曲をプロデュースするなど、話題の新人アーティストとして注目を 集めている。2014年、待望のデビュー・アルバム『トレマーズ』を4月にリリース。