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Spincoaster BREAKOUT 2022


Spincoasterが今年メインストリームでの活躍/ブレイクを予想する国内アーティスト10組を発表!

2022.02.28

毎年恒例、Spincoasterが期待の新人を選出する『NEXTCOMING 2022』に続いて、メインストリームでの活躍、マスレベルでの認知を獲得するであろうブレイク・アーティスト『BREAKOUT 2022』を発表します。

昨年は2ndアルバム『vanitas』をリリースし、さらなるステップアップ(sic)boyや日本武道館公演を成功させたカネコアヤノを筆頭に、Kroi、どんぐりずなどを選出させて頂いた本企画。一言にブレイクと言ってもその基準は様々ですが、この『BREAKOUT』では下記のような項目を軸としています。

・複数の大型フェスに出演する
・主要音楽チャートの上位に食い込む
・地上波のテレビでも露出がある
・大型タイアップが展開される

コロナ禍の昨年、今年においては「大型フェスへの出演」の要項を満たすのは難しいかもしれませんが、こんなご時世だからこそ、才能溢れるアーティストたちによる活躍が世間を明るく照らしてくれることを願います。また、今回の『NEXTCOMING 2022』、『BREAKOUT 2022』と連動した、2022年要注目のアーティストをまとめたプレイリスト『SPOTLIGHT 2022』も公開中なので、こちらも合わせてチェックを!

Text by Takazumi Hosaka


  BREAKOUT 2022 選出アーティスト10組 ※A→Z順

  asmi

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大阪在住21歳のSSW・asmi。ラッパー・Rin音の1stアルバム『swipe sheep』収録曲「earth meal feat.asmi」への参加や、関西最大の10代才能発掘プロジェクト『十代白書2020』にてグランプリを獲得。昨年1st EP『humming』をリリースしたほか、“架空のアパート”をコンセプトとするプロジェクト・MAISONdesに和ぬかとともに参加した楽曲「ヨワネハキ」がヴァイラル・ヒットを記録。同曲の「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスも大きな話題となった。その特徴的な歌声や独特の言語感覚を有するリリックを武器に、新世代のポップ・アイコンとなりそうだ。


  BREIMEN

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2018年に現在の5人体制となって以降、目覚ましい進化を遂げるミクスチャー・ファンク・バンド、BREIMEN。昨年リリースの2ndアルバム『Play time isn’t over』ではファンクやジャズ、ロックなど、ジャンルの境界を誘拐していくようなハイブリッドかつオリジナリティの高いサウンドを展開。同作で高い評価を獲得しながらも、続けざまにピアノ名曲「猫ふんじゃった」のフレーズから始まる「CATWALK」、日本の童歌をアレンジした「あんたがたどこさ」とユニークなシングルを発表。2ndアルバムのタイトルにも表れているように、遊び心溢れる多彩なアイディアと、それを実現する力量・スキルを有するバンドなだけに、今後も予測不可能な動きで我々を魅了してくれるだろう。


  鋭児

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すでに圧倒的なライブ・パフォーマンスや独創性の高い音源で各方面から注目を集めている6人組。コロナ禍の2020年より本格的な活動を開始し、これまでに3作のEPをリリース。The Domestic、FLAKE RECORDSといった信頼の厚いショップでフィジカルが即完売。12月に東京・渋谷WWWにて開催された初の自主企画『Propaganda』では入場規制もかかるなど、とにかく現場でのプロップスが高く、2022年もすでにフェスや大型イベントへのラインナップ、出演を果たしている。メンバーそれぞれのバックグラウンドも興味深いが、しかし何よりもフロントマン・御厨響一の存在感が圧倒的。ラップからソウルフルな歌唱まで変幻自在の表現力と振り幅の広い楽曲で、今年のライブ・シーンを大きく騒がすことだろう。


  CVLTE

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2018年に本格的に活動を開始した、北海道・札幌を拠点とするオルタナ・バンド、CVLTE(カルト)。2019年には『出れんの!?サマソニ!?2019』枠でサマソニへ出演を果たし、翌2020年には釈迦坊主をフィーチャーした「happy.」と、同曲やPaleduskのKaito Nagaiを迎えた「save you.」を収録したEP『616』をリリース。昨年末に発表された最新EP『HEDONIST』には4s4kiや同郷のSleet Mage、先述のPaleduskに加え、NY出身のSacha Onlineも参加。よりサウンドの幅を拡張することに成功している。世界的なエモ再興の流れとラップやネット発のカルチャーとも親和性の高い、今日的なバンドと言えるだろう。


  Grace Aimi

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沖縄出身のシンガー、Grace Aimi。YouTubeに投稿した実弟と共にウクレレに合わせて歌った数々のカバー楽曲動画でも注目を集め、2020年よりChaki Zuluプロデュースのもとオリジナル楽曲を発表。以降もコンスタントにシングルやEPのリリースを重ね、昨年3月にはUSレーベル〈Capitol Records〉とパートナーシップを締結。同レーベルがサポートする日本人アーティストは、坂本九に続いて史上2人目となる。10月にリリースした1stアルバム『If』ではR&Bやヒップホップはもちろん、華やかなエレポップやオーガニックなサウンドまで、抜群の歌唱力で様々な楽曲を歌いこなすなど、そのポテンシャルの高さを知らしめた。


  春野

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作詞・作曲・トラックメイキング・ミックス・マスタリングまで自身で行う、マルチな才能を発揮するネット発の次世代SSW/プロデューサー。これまでに自身でストリーミングサービスやYouTubeなどを中心にオリジナル楽曲を発表・リリースし話題を呼び、2020年にはEP『IS SHE ANYBODY?』をリリース。ローファイ・ヒップホップやジャズ、現代的なポップスまでクロスオーバーするスムースでグルーヴィーなトラックを特徴としているほか、シルキーな歌声と叙情的なリリックでも話題を呼んでいる。2月にリリースされた最新EP『25』ではシンガポールのR&Bバンド・brb.やyama、Shin Sakiura、A.G.Oとの共作も収録。今年はライブ・シーンでの活躍にも期待したい。


  Klang Ruler

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AAAMYYY、Ace Hashimoto、足立佳奈など国内外のアーティストをフィーチャーした作品や、数々のプロデュース・ワークでも知られるyonkey(Vo.)を中心に、SimiSho(Dr.)、かとたくみ(Ba.)らと結成された5人組バンド。2019年より同世代アーティストと共に名曲をカバーする映像シリーズ『MIDNIGHT SESSION』を始動させたほか、空音やRin音とのコラボ曲もリリース。また、年末にはブラックビスケッツの名曲「タイミング」のカバーをリリースするなど、独自のスタイルで活動。昨夏よりアーティスト/ファッション・デザイナーのPOLY(Vo.)と、サポート・ギターとしてバンドに参加していたGyoshi(Gt.)が正式加入し新体制となった。


  ぷにぷに電機

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インターネットを中心に活動するシンガー/プロデューサー。ジャズやボサノバ、ラテンをルーツとしたプライベートな楽曲を制作する一方、KOTONOHOUSEやPSYQUI、yuigotといった国内プロデューサーのみならず、Night TempoやMACROSS 82-99、android52といった海外拠点のプロデューサーとのコラボ作でも話題を呼んだ。また、2019年には〈PARK〉より「君はQueen」をリリース。近年ではDÉ DÉ MOUSE、Kan Sano、Shin Sakiura、冨田ラボといった面々と共作するなど、活躍のフィールドを着実に広げている。多彩な世界観をイラストレーターと共に進化させていくコンセプト・アルバムを数多く企画・制作するほか、他アーティストへの歌詞・楽曲提供も行うなど、多角的な活動にも注目を。


  YONA YONA WEEKENDERS

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磯野くん(Vo. / Gt.)、キイチ(Gt.)、スズキ シンゴ(Ba.)、小原“Beatsoldier”壮史(Dr.)からなる、“ツマミになるグッドミュージック”を奏でるメロコア・パンク出身の4人組バンド。磯野くんの表現力豊かな歌声と、洒脱でアーバン、そしてグルーヴィーなバンド・サウンドを武器に支持を拡大させ、昨年4月7日(ヨナの日)に〈SPEEDSTAR RECORDS〉から「いい夢」でメジャー・デビュー。11月には1stアルバムをリリースした。同作にはMVにお笑いコンビ・シソンヌが出演し話題を呼んだ「終電で帰ります」のほか、the band apart・荒井岳史とのコラボ曲も収録。その人懐っこいポップネスとユーモアは、今後も多くのリスナーを虜にするだろう。


  4s4ki

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2021年4月に〈SPEEDSTAR RECORDS〉からメジャー・デビューを果たした4s4ki。作詞・作曲・編曲はもちろん、DTMでのトラックメイク、ピアノでの弾き語りなど全てを一人でこなす能力を持ちながら、国内外のアーティストとも縦横無尽にコラボレーションすることで、多様なジャンルや要素をカオティックに横断するサウンドを展開。 また、ハイパーポップとの共鳴やSpotifyでのグローバル・プレイリストへのピックなども手伝い、海外からも高い注目を集めている。昨年には『FUJI ROCK FESTIVAL’21』へ出演。今年も既存の価値観を壊すような、刺激的な活動に期待したい。


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