サッポロビール株式会社が「第101回箱根駅伝用オリジナルCM」年始特別バージョンのCM先行カットと撮影秘話を公開した。
1月2日(木)、3日(金)に日本テレビ系列で放送される、『第101回東京箱根間往復大学駅伝競走』および関連番組で放映される本CMには、出演・楽曲にラッパー・KID FRESINOを起用。箱根駅伝を目指す若者たちの苦悩や緊張など様々な心情を、KID FRESINOが本CMのためだけに書き下ろした楽曲に乗せて描いた。
CMは『第101回箱根駅伝』を走る選手、これから箱根駅伝を目指す未来の選手、応援するファンだけでなく、目標に向かって努力するすべての人々の心に響く内容に仕上がったという。
高層ビルの1室の中にたたずみ、歌唱するKID FRESINO。ラップで紡がれる言葉に合わせて、子どものときから練習を積み努力を重ねる選手たちの姿が映し出される。早朝から夜遅くまで、寒さや雨にも耐え、時折苦しい表情を見せながらも走り続ける選手たち。過去の箱根駅伝の名シーンも映され、この舞台に辿り着くまでの長く険しい道のりが描かれる。
また、映像にはKID FRESINOの意見も取り入れられており、当初はスタジオでの撮影を想定していたが、大手町のスタート地点付近でパフォーマンスすることで、楽曲と共により箱根駅伝との接着点が感じられる映像になったとのこと。
箱根駅伝を目指す若者たちの練習シーンは、陸上競技チーム「RUN.jp」と埼玉県鶴ヶ島市立藤中学校陸上部の協力を得て、実際の練習風景を撮影。藤中学校陸上部は、『第8回箱根駅伝』で駿河台大学の4区を走った今井隆生氏が顧問を務めている学校で、先日開催された『全国中学校駅伝』で初出場・初優勝した強豪チームだ。日が落ちた後の部活動では、校庭のトラックに懐中電灯をおいて練習しており、当日も懐中電灯の明かりのもと走る学生を撮影した。
毎年サッポロビールがお届けする箱根駅伝用オリジナルCMシリーズで、アーティストが楽曲の書き下ろしに加えてCMにも出演するのは今回が初。CMはテレビに加え、1月2日(木)7:00頃からサッポロビール公式YouTubeでも公開予定となっている。
なお、今回の楽曲は千葉雄喜やNENE、Watsonなどの作品を手がけるプロデューサー・Koshyが作曲にクレジットされている。