『Power Push of FUJI ROCK ’14』も3日目に突入。5回目となる今回は、Disclosure、片想い、Chet Fakerの3組をピックアップして紹介したい。
「みんなが既に挙げたやつは今更紹介しにくい!」なんて勝手な縛りを作って選抜した3アクト。それ故にGREEN STAGEのアーティストからは選出無し…。こんな捻くれ者の選んだアクト、それぞれ毛色は違いますが、一つでも多く聴いてもらえると嬉しい。
7/25 WHITE STAGE
Disclosure / Latch feat. Sam Smith
「みんなが〜」とか書いておきながら、早速人気者を紹介するミーハーっぷりに辟易する方もいるかもしれないが、このアクトだけは抑えておきたい。昨年9月に行った来日公演も大盛況に終わったDisclosureだが、盛り上がりのピークはやはり夜のフジロックかと。存分に踊り狂って初日から体力を使い切り、是非とも2日目の朝に後悔して欲しい。
7/26 木道亭
片想い /センチメンタル☆ジントーヨー
例年、苗場食堂や木道亭では、大きいステージに行こうとする人が足を止めてそこに立ち尽くすしか無い瞬間ーー時間と空間と熱量が見事なまでにマッチした、何とも形容しがたいくらい感動する瞬間が訪れる。昨年だとUHNELLYSがまさにそうだったかと。そして今年その瞬間をフジロッカーにもたらしてくれるのは片想いなのではないかと信じてやまない。
7/27 RED MARKEY(SUNDAY SESSION)
Chet Faker / Talk Is Cheap
最終日のヘッドライナーが終わり、社会人は帰路に着くが、学生・フリーター・月曜に有給を取得している準備万端な会社員は、ホテルに帰るなどというヌルいことはおっしゃらず、是非その後に組み込まれている「SUNDAY SESSION」を見に行くことを推奨する。Chet FakerはHype MachineでBon Iverを超えるダウンロード数を記録している、Sam Smithと並んで今年のインディーR&B注目株の一人。”髭まみれで渋いオッサンに見えるけど20代前半”という点は個人的にシンパシーを感じるし、拝見したいところだが…。皆様にお任せしたいと思うので、どしどしツイートして貰いたいところだ。
とまあこんな感じでサラッと3組を紹介した。個人的には”ROOKIE A GO-GO”のアーティストをがっつり抑えたかったのだが、まだ発表されていないため、情報解禁後はTwitterで紹介していきたい。仕事の都合上、フェスには26日しか行けないが、Arcade Fireで酔っぱらったうえに泣き踊り、感情を向こう1週間分くらい垂れ流すことだけは間違いないので、しっかりと準備していこうと思う。