Power Push of FUJI ROCK '14 by Takazumi Hosaka
FEATURE

Power Push of FUJI ROCK ’14 by Takazumi Hosaka


Takazumi Hosakaの今年のフジロックで聴きたい3曲!

2014.07.01

Spincoasterがお届けするフジロック特集、2日目!
これからしばらくは毎日続きますので、何卒お付き合いください!

今年は何となくゴリゴリっとした縦ノリなものではなく、割と横ノリで踊れるようなモノ中心でいきたい気分です。
そんな感じで3曲選出してみましたので、大分メジャーどころで面白みはないかもしれませんが、チェックしてみてくださいませ〜。


7/25  RED MARQUEE
Bombay Bicycle Club Part / Luna

彼らの日本での知名度と人気を冷静に考えてみれば仕方ないことだなとは思いつつも、やはりこのステージ割りに納得できない感情的な自分がいるのもまた事実。
既にアルバムを4作リリースし、2nd以降は全てUKチャートのトップ10内にランクイン。今年リリースの最新作『So Long, See You Tomorrow』に至っては遂に初登場1位を記録するという、現在本国を始めとした欧米各国では立派な中堅〜ベテランに差し掛かるかといった立ち位置のバンドと言える存在にまでなりました。
そんな彼らはシンプルなギター・ロックでキャリアをスタートさせましたが、元々ジャズやエレクトロニック・ミュージックの造詣が深いだけに(フロントマンのJackは自身のSoundcloudにちょくちょくリミックスや楽曲をUPしてるので要チェックです)、バンド・サウンドを軸としながらもその上で様々な装飾を施していくのが彼らのライブでの醍醐味。
また、3rdAL以降の彼らのサウンドには欠かせない女性コーラス隊(前作、前々作にはLucy Roseが、今作にはRae Morrisが参加)と共に来日してくれたら最高です(前回の来日では同期だったので……)


7/25  PLANET GROOVE
Jungle / Busy Earnin’

以前紹介させてもらったロンドンを拠点とするディスコ〜ファンク・デュオ、Jungleが早くも初来日です!
出てきた当初は結構謎に包まれた存在だったのですが、遂にデビュー・アルバムのリリースが迫った(日本は先行で7/9、UKでは7/14にリリース)最近ではTV番組に出演したり、ライブ映像も続々とUPされたりと大分その正体が暴かれてきました。
デュオと言ってもライブではやはりバンド・セット、しかもコーラスや管楽器まで含めた大編成で、生で観たらかなり迫力ありそうです。ライブ時に“Jungle”とバックプリントの入ったお揃いのスタジャンを着てるところもカッコいいのですが、真夏の日本でも着てくれるでしょうか。笑
この妖艶なグルーヴ感を携えたファンキーなサウンドをPLANET GROOVE=深夜のRED MARQUEEで聴いてしまったら、踊らないわけにはいかないでしょう。

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7/26  GREEN STGAE
Arcade Fire / Normal Person

https://www.youtube.com/watch?v=UGXBskVt33k

そして今年はやっぱりなんと言ってもコレ!……って方も多いのではないでしょうか?
もう本当に何年待ち侘びたか……!
個人的な話になって申し訳ありませんが、サマソニでの初来日時に見逃した私は次の来日で大阪まで追っかけたのですが、その際の感動は本当に今でも鮮明に記憶しております。
ご存知の通り今や世界のトップ・バンドの仲間入りをした彼らの久方ぶりの来日、これは見逃すわけにはいかないでしょう! ぶっちゃけ次いつになるかわからないですし。笑
非ロック的音楽を通過した知的かつ複雑な楽曲構成とパンク的な衝動を兼ね揃えた彼らにしかできない唯一無二のライブ・パフォーマンスは、ちょっと僕の拙い文章力では説明しきれない気がしますので、これは本当に体感してほしいです。
しかも、より肉感的になった新作『Reflektor』を携えて世界中のフェスのヘッドライナー出演を経てのライブになるわけで、想像しただけで鳥肌が立ってしまいそうです……。

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25日と26日だけになってしまいましたが、今年は(なんだかんだ毎年ですけど)3日間行く予定でございますので、他の日も楽しみなアクトがいっぱいです。
LordeやSBTRKT、Parquet CourtsにWhite Lung、Owen Palletなどなどデイタイム(?)のアクトだけでなく、Jacques Greene、Cyril Hahn、MR.Scruff、Chet Fakerなどの深夜アクトも私の睡眠時間と体力をガンガン削ってきそうな予感がしてなりません。
年々活動可能時間が短くなっていくのを如実に実感しているだけあって、今年も激しい自分との戦いが待っていそうです……!


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