フジロック特集の4日目はdeidakuとmiyuataoが担当します。ここではわたくしdeidakuの『Power Push of FUJI ROCK ’14』として絶対観たい3組をご紹介。フジロック参加は今年で15回目、特に2004年以降は全日参加なので参加日数はSpincoasterメンバーの中でも最多記録？そんな僕はまだまだ「ところ天国でのんびり川遊び～」とか「ドラゴンドラに乗って山頂で昼寝～」なんてしてる余裕はなく、若いモンには負けてられんとばかりにアクティブに動くつもりです。
7/26 GREEN STGAE
Arcade Fire / Afterlife
おそらく今年最も「コレを観る！」という人の数が多いのは彼らでは？なので特にここで挙げる必要はないかもしれないし、この特集でもすでにHosakaがピックアップしてるし…。しかし、それでも外すワケにはいきません！Arcade Fireこそ、僕がここ数年間ずっとフジロックで、広大なグリーンステージで、そしてヘッドライナーで観たいと思い続けてきたアーティスト。すでにここ日本でも海外フェスのストリーミング配信によって彼らの祝祭感溢れるエネルギッシュなパフォーマンスはお墨付き、全身全霊で彼らの音を受け止め、パフォーマンスを目に焼き付けたいと思います。
ちなみに手前ミソで恐縮ですが、僕のブログPUBLIC IMAGE REPUBLICで「Arcade Fireのベストソング20」をやっていますのでこちらもぜひ。
7/25 GYPSY AVALON
大森靖子 / 魔法が使えないなら
ジプシー・アヴァロンに出演する大森靖子(「やすこ」ではなく「せいこ」)。蜷川実花による鮮烈なジャケ写、昨年に引き続きTOKYO IDOL FESTIVALへの2年連続出演、そして元モーニング娘。の道重さゆみの大ファン。そんなトピックを見ただけだと、彼女のことを知らない人はもしかしたら「なんでフジロックにアイドルが？」 と思うかもしれません。しかしフォークをベースにテクノポップからラップまでも吸収し唯一無二の「大森靖子色」に染めてしまうその豊かな才能！社会の不条理や不平等を鋭く切り取ったウィットに富んだ歌詞からも知性が漲っています。今秋avexよりメジャーデビューすることがすでに決定しており、今後さらなる注目を集めることは間違いありません。
7/25 RED MARQUEE
SLOWDIVE / Alison
今年のタイムテーブルは出演ステージや出演時間帯に「？」と思ってしまうものがちょっと多め。そんな中でも一番腑に落ちないのがこのSLOWDIVE。今年、奇跡とも言える再結成を果たした彼らは、昨今の”男女ウィスパーボーカル・ちょいシューゲ・ちょいシンセ”なドリームポップ勢の祖とも言える存在。僕はホワイトステージのトリ前あたりを想定していましたが、まさかのレッドマーキー、しかも今年デビューアルバムをリリースしたばかりのTemplesよりも早い時間帯とは…。
SLOWDIVEは90年にデビューした、マイブラやRide、Chapterhouseなどと同じくシューゲイザー黎明期を代表するバンドですが、その中でもとりわけ轟音よりも美しいメロディーやハーモニーに重きを置いており、95年のラスト作『Pygmalion』ではミニマルでアンビエントなエレクトロニカに進化。その後のエレクトロニカmeetsシューゲイザーなアーティスト達にも多大な影響を与えました。バンドは95年に解散し、それぞれのソロ活動や別プロジェクトを経て19年振りの復活となります。できれば暗い時間帯に幻想的な雰囲気の中で観たかったですが…(明るい中だとメンバーの老い具合も目立ってしまうだろうし)。いずれにしても絶対に見逃せません。
他にもOGRE YOU ASSHOLE、OK GO、The Pogues、Outkast、Lordeなんかが楽しみです！
MY TIME TABLE(ためてぼ天国) ※タイムテーブルは妄想です。
フジロック同行者募集中！
Spincoasterのメンバーを中心にホテル（会場徒歩圏内）の大部屋と往復のバスを手配しております。
前夜祭から通し参加される方で、興味がございましたら info@spincoaster.com/wp までメール下さい。若干空席があります。※ちなみに僕もこのバスに乗っていく予定です。
