韓国出身、現在はロンドンを拠点に活動しているSSW、OOHYO(ウヒョ)が新曲「Papercut」の英語Ver.と韓国語Ver.を発表した。
これまで彼女が得意としてきたスロー・テンポな楽曲群とは異なり、本作はミディアム・テンポでビートの効いたサウンドからスタート。浮遊感のあるシンセを主体としながらも、サビではどこかアシッドな音色のシンセなども織り交ぜながら展開していく、グルーヴィーな曲に仕上がっている。
リリック・ビデオでは、前作「Pizza」のように、楽曲と連動するアニメーションが使用されている。個人的には、英語Ver.の方が好みだが、ぜひ、英語Ver.と韓国語ver.を聴き比べて頂きたい。
なお、彼女はこの楽曲に対して次のようにコメントしている。
【OOHYO コメント】
「これは過去の傷についての曲です。世界中にある楽曲が全てふわふわとした曖昧な感情を歌っているのではありません。この曲では、私が最も傷つけられた言動を振り返っています。ペーパーカット(紙で指を切ってしまうこと)はあなたが思っているよりも早く治癒する傾向にあり、時にそれはあなたが自覚する前に消滅してしまいます。私はこの曲で、否定的な感情が必ずしもあなたの世界をひっくり返すわけではないということを表現したかった」
また、同楽曲のピアノ・アレンジVer.の生演奏映像も公開されているので、こちらも合わせてチェックを。
なお、この楽曲のジャケット写真と、この記事で使用しているアーティスト写真は、本日発表したばかりのSpincoasterの新たなプロジェクト「Tokyo Sounds」でも協業している、MIRRORのアートディレクター・Okusu Kotaroのディレクションによるもの。
【リリース情報】
OOHYO 『Papercut (Eng.)』
Release Date:2018.07.04 (Wed.)
Label:MUN HWA IN
Tracklist:
1. Papercut
2. Papercut (Korean Version)