京都を拠点に活動する3人組音楽ユニット、幽体コミュニケーションズが1stアルバム『文明の欠伸』を5月14日(水)にリリースすることが発表された。
2019年の活動開始以降、初のフルアルバムとなる本作には、親交のある君島大空を共同制作者に、宮田あずみ(Cb.)を客演として迎えた“hito”などを含む全12曲を収録。なお、CDにはボーナストラックとして“文明の寝言”が限定収録される。
また6月14日(土)東京・渋谷WWW、6月28日(土)京都UrBANGUILDにてリリースを記念した公演も開催決定。京都公演はバンド初のワンマンライブとなる。チケットは明日4月9日(水)の21:00より発売開始となる。
[2025.05.14 UPDATE]
幽体コミュニケーションズが1stアルバム『文明の欠伸』を本日リリース。収録曲12曲(ボーナストラックを除く)が全編視聴できる映像も公開。本映像には「曲間の時間を含めてアルバム一枚を体験してほしい」というメンバーの想いが込められている。
また、paya(Gt., Vo.)のコメントも到着した。
「文明の欠伸」
一体これは何だろうか?
いつのまにか僕の中で暮らし始めていた言葉だが、その素性は僕にも分からない。そしていつしかその言葉は、僕の生活の端々、それから歌や詩の中に脈絡もなく現れるようになった。何の前触れもなく、何の意味も背負わず、ごく自然に──まるで欠伸が出るみたいに──。
「文明の欠伸」。この言葉を中心において、その重力のもとに集まった音や言葉を纏めれば、その正体が分かるかもしれない。
集まった音と言葉は次第にいくつかの曲となり、「文明の欠伸」の周囲を公転し始めた。偶然にもできた曲の数は13。太陽系に属する惑星と準惑星を合わせた数と同じだった。
それぞれの曲は、文明が見せる様々な表情を描いたポートレートのようで、音からは地球の匂いがした。
結局のところ「文明の欠伸」が何なのかは、分からないままだ。このアルバムを文明の中に投じて、返事を待つしかない。たくさんの人に聴かれ、たくさんの人の言葉が与えられるのを、待つしかない。そのようにして生まれる輪郭がどんな風か、僕は知りたい、と、思う。
【リリース情報】
幽体コミュニケーションズ 『文明の欠伸』
Release Date:2025.05.14 (Wed.)
Tracklist:
01. はじめてあなたを
02. Fake ghost
03. Beat my Spring(春を斃して!!)
04. ルーデンス
05. 機内_天使
06. 明日は図書館に行くのだ
07. Daisy Bell
08. 旅にひとひら
09. 座礁(十月)
10. ミュヲラ
11. 名前の中に眠る子どもたち
12. hito
13. 文明の寝言*
*CD限定ボーナストラック
【イベント情報】
幽体コミュニケーションズ『文明の欠伸』Release Party
日程:2025年6月14日(土)
会場:東京・渋谷 WWW
出演:
幽体コミュニケーションズ
君島大空トリオ
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日程:2025年6月28日(土)
会場:京都・UrBANGUILD
出演:
幽体コミュニケーションズ
※ワンマン公演
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