岡田拓郎がニュー・アルバム『Betsu No Jikan』を8月31日(水)にリリースすることが発表された。
ソングライター/ギタリスト/プロデューサーとして幅広く活躍する岡田拓郎。前作『Morning Sun』以来およそ2年ぶりのアルバムとなる今作は、全6曲入りの作品。岡田拓郎はドラマーの石若駿らとの即興演奏の成果を“素材”として一旦持ち帰り、エディットを施した上、さらに様々なミュージシャンに対してその上で即興的な演奏をするよう指示。Jim O’Rourke、Nels Cline、Sam Gendel、Carlos Niño、細野晴臣という錚々たる音楽家たちによってリモート収録されたデータを受け取った岡田は、それらを再びエディットし、コラージュし、自身と各人の演奏を混ぜ込んでいった。
同一の時間への収斂を執拗に避け、“別の時間”のありようを肯定するとき、新たな“ポップ”の姿がコミュニケーションの次元から立ち上がる。“ポップとは何か”を考え抜こうとする岡田の野心的な批評精神と音楽家としての強靭な身体性は、このような境地までたどり着いた。『Betsu No Jikan』はポップ・エクスペリメンタリストである岡田拓郎が静かに提示する、問題提起作だという。
【リリース情報】
岡田拓郎 『Betsu No Jikan』
Release Date:2022.08.31 (Wed.)
Tracklist:
1. A Love Supreme
2. Moons
3. Sand
4. If Sea Could Sing
5. Reflections / Entering #3
6. Deep River
[参加アーティスト]
石若駿
大久保淳也
Carlos Niño
香田悠真
Sam Gendel
鹿野洋平
Jim O’Rourke
Daniel Kwon
谷口雄
Nels Cline
細野晴臣
増村和彦
Marty Holoubek
山田光