スーパーカーの公式YouTubeチャンネルにて新たに5曲のMVが公開された。
1997年9月21日、シングル「cream soda」でのデビューから25年を迎えたことを記念し、先日オフィシャルYouTubeチャンネルを開設したスーパーカー。本企画ではオリジナル作品のリリース時期ごとに分け、これまでにデビュー曲「cream soda」から、4thアルバム『HIGHVISION』収録の「AOHARU YOUTH」までのMV計14本が公開されてきた。
本企画のラストを飾る第4弾として公開されたのは、5thアルバム『ANSWER』収録曲である「RECREATION」、「BGM」、「LAST SCENE」、「WONDER WORD」の4本に加えて、デビュー25周年を記念して新たに制作された「STORYWRITER」のMVがサプライズ公開。
「STORYWRITER」は2002年発表の4thアルバム『HIGHVISION』収録楽曲でライブでも人気の楽曲であったが、バンド解散後、2005年4月から2006年にかけて放送されたMBS・TBS系テレビアニメ『交響詩篇エウレカセブン』挿入歌としても起用されたことで、今では海外のリスナーからも人気の高い楽曲。
この新MVは、スーパーカーをリスナーとして聴いて育ち、スーパーカーをフェイバリットと掲げるmaxilla、SIGNIF、NANON Creativeという気鋭のクリエイター・チームによって制作されたアニメーションとなっており、制作チームからのコメントも到着している。
【maxilla コメント】
はじめて聴いたあの瞬間からずっと心を離さない“STORYWRITER”、待ち望んだMVをまさか僕らが、しかも同じ気持ちをもった仲間たちと作ることができて、ただただ幸せでした。
若い頃は無邪気に聴くだけだった曲をニュートラルな気持ちで見つめ直すと、その無限の空のように広がり深まる音の世界に改めて驚かされました。そんな頭の中を駆け巡ったイメージが、仲間たちと通じ合い、ピュアな形で映像に結ばれていったと思います。
なにより、とにかく、SUPERCAR 25周年おめでとうございます。これからも僕たちを疾走させてください!
【SIGNIF コメント】
学生時代から聴き続けていた曲のMVに携われて、制作中はとにかく幸せで楽しい時間でした。
曲のもつ浮遊感、疾走感、そして壮大さ。参加したメンバー全員が、そのイメージをどうすれば最大限表現できるか試行錯誤を続けて完成したのが今回のMVです。
けれど、曲と合わさり1本の映像となったとき、その過程が全て溶け、ただただ軽やかさが満ちていて、これがSUPERCARの持つ魅力なんだと私自身、新たに気付かされました。
同じように、このMVが皆さんにとってSUPERCAR、そしてSTORYWRITERの新たな魅力に気づくきっかけになればとても嬉しいです。
【NANON Creative コメント】
歴史ある伝説的なバンドのMVに関わることができて光栄です!
SUPERCARが築いてきた歴史や文化、STORYWRITERのもつ力強いエネルギーを、映像を制作しているうちにひしひしと肌で感じました。
映像はどのセクションをとっても非常に高レベルなもので、このメンバーでひとつの作品を作ることができて嬉しく思います!
【Takuto Kawakami コメント】
僕がSUPERCARと出会ったのは中学生の時。青森の田舎で友人と聞いていたSTORYWRITER、僕にとっては、地元青森出身のバンドといえばSUPERCARでした。
今回、1人の人間を1枚1枚描いていく中で、あの時の自分から変わり続けるものと、変わらないものの両面を発見する事ができました。STORYWRITERはそんな自分自身の感覚を常に更新し続けてくれる曲です。
この曲をこのメンバーで作る事ができて本当に嬉しく思います。25周年おめでとうございます。