SIRUPとスペインのラグジュアリー・ブランド〈LOEWE〉（ロエベ）によるコラボレーション映像が公開された。
2022年に入ってから自身の楽曲リリースに加え、国内外問わず様々なアーティストやブランドとのコラボ、また11月には初の武道館単独公演『Roll & Bounce』を開催するなど、精力的な活動を展開しているSIRUP。本映像はLOEWE表参道が2023年11月のリニューアル・オープンを目指して一時的に仮店舗へ移転のためクローズし、新ストアとの再会に向けた1年間の改装プロジェクトとして公開された作品となる。
映像は全編、移転クローズ前のLOEWE表参道で撮影され、SIRUPが表参道の象徴的な通りを散策している様子から、Jonathan Anderson（ジョナサン・アンダーソン）が〈LOEWE〉のクリエイティブ・ディレクターに就任して最初に手がけ、世界中の〈CASA LOEWE〉の原型となったLOEWE表参道に入ってゆき、店内でリラックスしながら過ごしている様子などが収められている。
SIRUPが身にまとっているのは、2023年春夏メンズ・ランウェイ・コレクションのアイテム。有機的なものと人工物とを融合させた、ナパレザーのパファー・フーディやアナグラム・シャツを着用し、時折、自身の楽曲「Keep In Touch」のフレーズを静かに口ずさむ姿も映し出されている。
〈LOEWE〉とSIRUPとのコラボレーションは、クリエイティブ表現の新たな領域を追求するという共通の想いからスタート。その結果生まれたリリカルなショート・フィルムは、一時的にクローズする扉を新しい始まりに結びつけるメッセージとなっている。
また映像には、フォトグラファーの小見山峻が撮影したLOEWE表参道のフォトジャーナルが添えられている。こちらも合わせてチェックを。
現在、LOEWE表参道は隣接するAOKIビルに移転し営業中。2023年に日本上陸50周年という節目を迎え、11月には大幅な増床リニューアル・オープンの予定となっている。
