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Shingo Suzukiソロプロジェクト、初のEP『amber tones』リリース Kojoe、馬場智章ら参加


2026.10.07

L.Y.P.Sが、初のEP『amber tones』を本日10月7日(水)にリリースした。

L.Y.P.S(Liquid Yellow Portraits)は、Ovallのメンバーとしても知られ、ジャズやソウルを軸にしながらも、型にハマらないサウンドメイクで楽曲を表現するShingo Suzukiのソロプロジェクト。メロウでいて緊張感があり、エレガントでありながらBGMになることを頑なに拒むサウンドを鳴らしている。2024年にはおよそ16年ぶりとなる2ndアルバム『Liquid Yellow Portraits』をリリースし、リリースパーティもソールドアウト。『FUJI ROCK FESTIVAL’25』への出演や、Billboard Live Yokohamaでのワンマン公演も開催するなど、着実に歩みを進めてきた。

本作にはラッパーのKojoeを迎えた“Black Raspberry”、サックス奏者・馬場智章を迎え、映画『ワンダンス』のダンスバトルのクライマックスの熱気を表現した劇伴曲“Drift”などを収録。さらに、日本のジャズ、ソウルシーンの最前線で活躍するL.Y.P.Sのメンバー、Shingo Suzuki(Ba.)、渡辺翔太(Pf.)、守真人(Dr.)、寺久保伶矢(Tp.)、Nenashi(Vo.)と作り上げた楽曲を加えた全5曲が収められている。

リード曲の“Black Raspberry”は、プロデューサー、シンガーとしても確かな信頼を得るKojoeが、L.Y.P.Sではひとりのラッパーに徹し、硬派で力強く、撫でるようなメロウさを併せ持ったライムを紡ぐジャズヒップホップ。守真人とShingo Suzukiが築くグルーヴに、日本語と英語を巧みに操るKojoeのリリックが絡み合う。楽曲後半では、弱冠25歳の気鋭トランペッター・寺久保伶矢が吹き込む息を豊富に含んだ音色が、苦悩と決意を感じさせるストーリーを想起させながら、Kojoeのラップと世代を超えて完全にリンクする。甘く、苦く、酸っぱい、人生の機微を3分58秒に凝縮した1曲だ。

また、映画『BLUE GIANT』で主人公・宮本大のサックス演奏を担当し、Herbie Hancock、Louis Coleらとの共演歴を持つ馬場智章が参加する“Drift”は、ファンクのような「ハネ」がありつつも、「ハネすぎない」絶妙なノリのテナーサックスのリフが有機的にループし、流れるピアノサウンドと一体化。同時に力強いドラムと低く唸るベースが絡み合うクロスオーヴァージャズに仕上がっている。ダンスバトルの臨場感にさらりとリンクさせる、Shingo Suzukiのプロデュース力にも注目だ。

Shingo Suzuki

【Shingo Suzuki コメント】

周りの音楽も『いま』の空気も、全部吸収して、自分の音で鳴らす。
眠っている心の奥底の音を混ぜる。
それだけで、この時代のリアルな響きになるし、自分らしい音楽になる。
このフィーリング、楽しんで聴いてください!

▼“Black Raspberry”楽曲解説
ザワザワする、ヒリヒリする声とリリック、天才的なリズム感を持つ唯一無二のラッパーKojoe。L.Y.P.Sのインストトラックを聴かせるといつも「オレしかいないっしょ、このビートは。このBPMは。」と応えてくれるので、前作の“You don’t know (what life is)”に引き続き参加してもらいました。

8小節の長めのコード展開にトランペットのテーマ的なノートが重なる、インスト曲としても成り立つ楽曲に、楽器と一体化し共存する声が曲に深さと強い意味を与えてくれました。随所に現れる独特でアイディア溢れるリリック、韻の踏み方、リズムの奔放さ。じっくり時間をかけてラップを作ってもらい「何通りもフロー思いついて大変でした笑」と本人が言うだけあって、本曲はレコーディング作品の良さが詰め込まれていると思います。楽曲全体の流れとしては、イントロでピアノが曲のテーマとなるフレーズを提示しイメージを形作る。その後ラップが展開した後、静寂の中でのトランペットソロ。寺久保伶矢のトランペットはソロのフレーズの出だしからいつもストーリーがある。程なくドラムが入り、ピアノソロが展開され、L.Y.P.Sのバンド陣全体に光が差す。プレイヤー達は各々が自分のトーン、フレーズを持っているので説得力がある。インストソロの後はラップが再び入ってきて、最後のピアノの和音で初めてメジャーコードが響き、その音はトンネルから抜けて光が差し込むような印象。最後に解決する、そんな展開の曲。

▼“Drift”楽曲解説
映画『ワンダンス』の劇中音楽として制作した本曲は、映画なりの指定がありつつもL.Y.P.Sのエッセンスが感じられるという条件があり、劇伴を作るのが好きな自分としてはワクワクの制作でした。「ダンスバトルのクライマックスで使用される、ループされたリフとキメのリズムがある曲」という条件。映画の中でJO(&TEAM)が演じる小谷花木(通称カボ)のダンスの特徴は流れるようでいて、グルーブに身を任せる、音楽と一体になるダンス。

そんな条件で思いついたのは、リズムのノリが平坦ではなくファンクのような「ハネ」がありつつも、「ハネすぎない」絶妙なノリのテナーサックスのリフが有機的にループしつつ、流れるピアノサウンドと一体化すると同時に力強いドラム、低く唸るベースが存在するという曲。

イメージを決めて作曲し、頭に浮かんだプレイヤーは馬場智章。馬場くんのプレイ、音楽のスタイルが以前からとても好きで、この機会にお願いし、素晴らしい音を吹き込んでくれました。生き生きとした力強いフレージングと色鮮やかでソリッドなトーン、レコーディングでは鳥肌ものでした。ピアノは渡辺翔太。マイナー、メジャー、4度の和音が混在するようなBrad Mehldauのようなボイシングをお願いしつつも、いつものL.Y.P.Sの自由さも入れてもらい彩ってくれました。ドラムは守真人。安定して重心の低いドラミング、スイングするシンバルワーク。まとめ役で自分が最後にベースを入れました。


【リリース情報】


Shingo Suzuki『amber tones』
Release Date:2026.10.07 (Wed.)
Label:origami PRODUCTIONS
Tracklist:
1. Drift
2. Black Raspberry
3. In Black
4. My people
5. Green eyes

■配信リンク

■Shingo Suzuki オフィシャルサイト


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